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2015年1月27日 (火)

不定期更新 月刊Depok通信(12月分)

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横浜線現地化改造も終盤

続々とメトロ車がCikaumに廃回され、ひとまずDepokに留置されていたメトロ及び203系中間予備車は一部を除き消滅。従って、橋の上からのウォッチングで事足りるかと思いきや、なんと今度は205系H編成の増備を受けて、都営6000が続々離脱。補助電源増強のため、編成組み換えが行われたばかりですが、徐々にオリジナル顔から運用を外れ始め、12月下旬現在で6177F(Espas)及び6連化された6161F(6161-6158)を除き、離脱。その2本も、1月中旬には運用落ち、都営6000全編成の離脱の確認が取れました。というわけで、このタイミングで橋の下から更新です。都営6000の全離脱直前の最終形態を中心にまとめます。

・・・のはずだったのですが、最新Depok電車区の留置状況から、何とも言えない状態となっています。詳細後日。(この確認のため更新が遅れました。申し訳ございません。)一時的な全離脱なのか、引退なのかは現時点では未確定ということでよろしくお願いします。

そんなわけで、昨年12月下旬のDepok電車区の様子です。上の改造線の様子は何とか無理言って、撮影させてもらいました。工場棟の中じゃないんだから、問題ないだろうよ、と。

まずはピット側からヤードの全景を。

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続々205系が運用入りして行き、この風景も刻一刻と変わり続けています

左からH2(運用開始待ち),6227FLohan(休車),8604F (休車),KFW,H17(運用開始待ち),K3客車(Cikaum廃回用),ハエ30(運用復帰準備),新6271F(休車),6107F(全検明け試運転待ち),8007F(休車),及び本日の予備10連,8連1本ずつという陣容。ここに写っている205系に関して、後日全て運用入りしているのは既報のとおり。ですので、前述の通り、今回は休車車両のうちとくに都営車にスポットを当てて紹介します。

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そして唯一の稼働車となったRheostatic、KL3 86118F

鋼製とステンレスの混成であるが故に、動態保存車?として残った上記KL3 86118F、通称アルビノ(ないしキャットドッグ いずれにせよなかなかのネーミングセンスです;;)のですが、
この日も、結局1月7日に送られることになるCikaum廃回の準備で動き回っておりました。

では留置車両に接近してみましょう。

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ここでの調査対象は組成変更されているであろう、Lohanと8604Fですね

205系は、今回埼京編成と異なり、順調に運用を開始していますので、基本的にスルーで。

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こちらは、特に・・・ですが。

上の画像に捕捉しておくとK3客車の後ろにKFWがいましたが、別に連結されているわけではなく、K3はあくまでもCikaum廃回の控車で、この後アルビノに牽かれて、移動しました。

そんなこんなで、Lohanと8604Fの車番を確認しつつ(各編成の組成は末尾にまとめてあります)、進みましょう。

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再び組成された6113F

前回、謎の分解バラバラ状態だった6113Fですが、再び編成に戻されていました。他の編成に比べて、圧倒的に部品取りが少ないですが、果たして・・・。なお、最新ニュース欄でお知らせしている通り、その後6513が6515と差し替えられています。

そしていよいよお目当て、都営車の吹き溜まりのエリアへ。入り口側の一番奥あたり、橋からだと第一の橋の下の辺です。

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まずは当時、数日前まで稼働していた新6181F(6181‐6168)

てっきりただの予備かと思われていた、新6181Fですが、完全に休車ゾーンに押し込められていました。しかも反対側にはK3客車が・・・。ただし連結はしていませんでしたから、すぐの廃車回送ではないということは判断出来ましたが。

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隣の列にも都営の姿が(モハ202‐5の奥)

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さらに進むと、こんな連結になっていました

手前は6161F及び6181Fから抜き取られた中間4両、そして奥側は6121Fと6271Fをドッキングさせて余ってしまった6278‐6121です。

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とりあえず、新6181Fの反対側、6181

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6121の前にはINKA製の牽引車が繋がっていました

で、牽引車後ろにいる東急車が気になる方が多いと思いますので、こちら↓

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離脱して久しい8611F

こちら、すでに冷房も抜かれ、車両の差し替えも行われていることから、再起はかなり難しいのではと思いますが、差し替えた車両はしっかり組み込まれ、一応8連が組んでありました。

牽引車繋がりで、こちらの車両も。というか、今回一番気になっていたのが、コレなんですが;;↓↓

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2連となり、牽引車となった6217F Rakitan

是非ともバリ順光の下、ゲテモノの編成写真を撮りたかったのですが、叶わず・・・・。一番奥で、隣にもメトロ5000の中間車止まってるし・・・。いずれリベンジです。しかし、RheostaticにINKAのモーターカーモドキと、いつ、どれが職を失っても良い状態なのは、不安です。先頭車改造車グループの中では最も均整のとれたスタイルのRakitanですので、末永くDepokの主として活躍してもらいたいですね。気になる冷房は、送風の状態でファンデリアだけが回っていました。

なお、その後ろには後日、Cikaum廃回になる面々が。

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コイツも一番後ろに繋がっていました。

Rakitanが、廃回のハチャメチャ編成を牽く姿を見てみたかったものです。

で、お次。205系はスルーすると言っておきながら、205系です。まあ埼京編成ですので。そしてこれは避けて通れないでしょう。今回、最大の問題写真です。

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スカートが撤去されていたハエ31・・・

既報のとおり、部品取り対象だったハエ30が奇跡の復活を果たしておりますが、これはハエ31から備品の流用を受けてもの。ハエ12(だったかな?)がスカートを損傷したときには、ハエ30のスカートまで供出され、11月中頃はハエ30がスカートなし状態で留置されているのを橋の上から拝むことができました。が、降って沸いたハエ30の復活劇で、結局それもハエ31から再度供出することになったようで・・・。約20年ぶり??くらいにスカートなしの205系をマジかで見ることが出来たのは、それはそれでラッキーだと思いますがやはりKCJ塗装にはスカートがないと、ね・・・。

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車内に入ってみると案の定・・・

そして冷房はおろか、窓枠まで一部外され、燦々たる状態で、目も当てられませんでした。KCJのカニバリズム主義は留まるところを知りません。今のJRだったら、お願いすりゃこれくらいの部品提供朝飯前のはずですが、それすらしないKCJ!全く浮気にも程があるというもの!!

そういえば先日、NHKまでもKCJ特集をやっていましたねおそらく同時期に撮影クルーが電車区に入っていたと思われますが、綺麗ごとばかり並べていないで、こういうところもしっかり報道してもらいたいものですね。あれではどこぞの民放がやったのと大差なく、結局KCJの幹部どもを図に乗らせるだけでしょう。

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ついでに、例の謎フォント。ハエ31も同様になっていました
※訂正 こちらはハエ30です

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ハエ31の謎フォントはこちらでした。お詫びして訂正いたします。

さて、話題を都営車に戻しましょう。

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アタマがいないのにパンタが上がっている摩訶不思議な光景が

戸袋窓のない車両ということで、すぐに編成の正体はわかりましたが、一体なんのためにこんな組成に??

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先まで歩いて行くと、アタマ2両が反対側で向かい合っていました

後期車と初期車を無理やり連結して誕生した6271F(6271‐6128)ですが、早々に運用落ちしてしまいました。結局私も動いている姿を目撃したのはあの1回限りです。現状に限っては、車両数は切迫していませんので、今後出てくることはないのかなぁ??

同じく組成変更されて、8連化された6281FはBalaiyasaManggaraiに留置されているため、とりあえずこれでDepok電車区に留置されている都営6000は全て網羅した格好になります。

最後にこちら。偽8007F。

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前回訪問時にすっかり撮影を忘れてしまったので、リベンジ達成

こちら、堂々と8007と掲げていますが、もうご存知の通り、これが正真正銘の8039号。いちおう車内も見てみましたが、車内のプレートもしっかり8007と交換されていました。廃車にするくらいなら、わざわざこちらには張り出さないとは思うのですが、今後の行く末や如何に・・・。こちらも冷房が抜いてありました。補助電源の問題をなんとかしないとねぇ。冷房は最悪ThermoRailを使えばいいわけですから。なんで発注しないのかねぇ。

一回りして戻ってくると、アルビノが1月7日送られることになった廃車車両を押し込みにやってきました。

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新車の輝きのサハ203-1が組み込まれております・・・

事務室に退出の挨拶をしに、事務所棟に向かおうとすると、6107Fが本日で入場となる7117Fを工場棟に押し込みにきました。

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6000と7000のコラボレーション

おまけ

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洗浄線がようやく10連対応化に着手。これで10連車もピカピカに磨かれますね♪

屋根上の軽い点検にも対応できるようになるのかな??

以上、電車区の許可を得て撮影

参考資料① 都営車の組み換えの記録
(メトロ車の12月下旬の配置は1月8日の廃回記事を参照下さい)

組み換えが激しく、もはや収拾が付かなくなっていますが、直近の様子だけでも・・・。

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運輸省ナンバリング赤字:Depok電車区留置 同紫字:BalaiyasaManggarai留置

Photo
運輸省ナンバリング背景緑:元6217F(6連時代)に組み込まれていた車両

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運輸省ナンバリング青字:Bogor電車区留置 同背景肌色:元6151F(4連時代)に組み込まれていた車両(DjokoLelono2プレート残存) ※6151Fの先頭2両はBogor電車区の牽引車となっている模様(管理人未確認) ※6151Fの中間保留6両は元6171F 

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凡例は同上

参考資料② 東急車の組み換えの記録

都営車に比べれば単純明快ですが、とりあえず残しておきます。

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運輸省ナンバリング赤字:Depok電車区留置中 同黒字:運用中

12月下旬現在 たぶん合っているはず・・・


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コメント

管理人さんの仰る通り205系の備品ならJR東に言って回してもらえる
と思いますが・・・・運用離脱した205系全部がインドネシアに渡らず
長野総合車両センター内の解体場所でかなり数解体されてますから
解体前に部品取りも行いますしね
共食い整備の為に車両を潰すのはもったいないです

投稿: shrozou | 2015年1月27日 (火) 18時08分

私も全くといっていいほどshrozou様のおっしゃっている事に同感です。KCJに渡って程なくして虫取りが始まってしまったハエ31編成の姿には非常に残念で他なりません。もう一昨年・去年に譲渡から漏れて日本で解体された埼京線・横浜線205に加え、まだ今年南武で譲渡から漏れて解体された編成から予備部品が出るというのにJRからの調達すらしないとはもうどれだけ頭が悪いんだろう、としか言えません。

一方、元都営車に関しては、日本時代含め45年以上の使命を十分全うできたのでは、と思います。譲渡されたのは2000年ですから今年で譲渡から15年。日本では現在も熊本や秩父で頑張っている仲間もいますがインドネシアにやって来た中間達もよくここまで長持ちできたのではと感じております。

投稿: ハマ線沿線の民 | 2015年1月27日 (火) 18時24分

こんばんは
さすがの私でももう宮ハエ車が…という感はあります(-.-;)
ただそもそも205系の送り主のJR東が他の大手私鉄などでもあり得ないハイペースで車両のE233化を推進しまだ使えそうな車両を長野でどんどん解体してます。
日本での視察か何かで…KCJの方々はそんなことを見知って「一々解体は面倒だけどどんどん処分していいんだ」と思ってしまったのでしょうか??
どなたかが仰るように数年前はもっとやりくりしていた印象があります。
短期間でこれだけ大量の中古車を出せる会社との提携で感覚が変わってしまったのかな…と拝読させて頂いて感じました。

投稿: あさぎり | 2015年1月27日 (火) 22時53分

<shrozou様

KCJとJREの間ではメンテナンス・営業その他諸々に関する覚書を結びましたから、KCJ側からアクションを起こせば、有償・無償かはさておき、部品の提供にJRE快く応じるはずです。それなのにKCJは妙なプライドに拘り、それを要請しないというのは愚策としかいいようがありません。別に現状維持でいいなら別にいいのですが、東南アジアのJREを目指すと崇高な看板背負っていながら、中韓頼み、それでもダメならヨーロッパってのは筋違いも甚だしいというものです。

投稿: パクアン急行 | 2015年1月28日 (水) 01時32分

<ハマ線沿線の民様

都営が譲渡された頃の、少しでも車両を長持ちさせようと言うあの気概は何処にいってしまったのでしょうかね。一説には、あの譲渡並びにメンテナンスが無償だったからこそインドネシア人が動いたというのもあるみたいですが。まあクレクレ乞食ですからねぇ、KCJは。

投稿: パクアン急行 | 2015年1月28日 (水) 01時34分

<あさぎり様

それも一理あるでしょうね。そして、205の大量譲渡が実現して、感覚が変わったというのはもはや紛れもない事実でしょう。調子に乗っているのです。しかし考えようによってはわざわざ新しい純正部品を買っても、中古車両を丸々新たに買ってもさほど値段が変わらないというその辺の損得勘定も働いているのかもしれませんけどね。

但し、今後いつまで車両を投入できるのかも明確でない今、こうやって安直に車両を潰してしまうというのが最大の問題なのです。

投稿: パクアン急行 | 2015年1月28日 (水) 01時40分

> ハマ線沿線の民 様
コメントいただきましてありがとうございます
お国柄も違うしKJC側のなんらかの方針も(何かしら)あっての事かと
思いますが、鉄道ファンの一人して、なんともったいない
事をする(共食い整備)と思います
日本国内でもかって富士急がJR東からジョイフルトレイン
パノラマエクスプレスを譲り受け自社で改造してフジサン特急として
走らせていましたが、部品取り用でパノラマエキスプレスの種車
165系とほぼ共通の169系3両を同時に譲りうけて部品取りした
例もありましたね
編成単位の他に備品取り用を別途譲ってもらう事って出来たと
思うのですが?・・・・すいません話しが長くなって(汗)

投稿: shrozou | 2015年1月28日 (水) 13時11分

 こちらへの書き込みは初めてです。
 毎回楽しみに見せていただいていますが、最近は見ていて悲しくなるばかりです。

 共食い整備をするにしろ、特に東急車や205系なんかは箱がオールステンな訳ですし、1~2編成分の電装品を中国の安物にでも付け替えるなりして、どうにか生かせなかったのかなぁとは思います。日本でも、メトロや東武がチョッパ車の部品確保の為、電装品の載せ替えをやってますよね(付けてる部品はさすがに日本製ですが)。ましてや廃車車両をバラさず、箱のまま積み上げておくのだったら、と思うのですが…

 しかし、何でバラさないで箱のまま積み上げるのでしょう? 邪魔じゃないんでしょうか?

投稿: 千シワ | 2015年1月28日 (水) 15時42分

こんにちは。
初めて投稿させていただきます。

ひとつ気になったのですが、
17枚目の「204-126」の改番画像、
おそらくモハ204-126のものと思われますが、
これってハエ30の車両ですよね…
(山手線にいた編成はモハの番号がきれいにそろうので
126÷3=42 ハエ30の先頭車は42番)

ということはもともとハエ31の同じ位置に入っていた
モハ51番のユニットと差し替えされているのでしょうか?

東急やメトロでは車番を書き換えて使っているのに
こちらは無修正というのは不思議ですね。

では。

投稿: 8506 | 2015年1月28日 (水) 16時56分

>パクアン急行様

返信いただきましてありがとうございます
難しいですね、KJC側も、もらってやっているという意識?も
あるのでしょうかねぇ・・・・JR東も新型車投入で余剰となる従来型
車両の転用先として国内の地方の路線や地方の中小私鉄では
引き受けられない数を数年で入れ替えますから・・・
引き受け手としてKJCの存在は東にとり魅力なんでしょうか
あくまで私の推察なんですが、東もKJC側にうるさい事は言わない
のでしょうね


投稿: shrozou | 2015年1月28日 (水) 18時17分

<千シワ様

コメントありがとうございます。流石に中国製の電装品で換装というのは正直・・・なところですが、朽ち果てたHolecを半島の国がやりましたので、あり得ないとは言い切れないかもしれませんね。しかし、だったら新車を丸々買ってもなほど値段が変わらないのではないか・・・とも思います。

KAI保有の遊休地はいくらでもありますから、そのへんは全く気にしていないのだと思います。

投稿: パクアン急行 | 2015年1月29日 (木) 01時37分

<8506様

申し訳ございません。ご指摘ありがとうございます。アップするべき画像を間違えておりました。後ほど修正いたします。

なお、ハエ30とハエ31の件について、以前にも差し替えではとのコメントが寄せられておりましたが、その可能性が濃くなってきております。詳細は次回更新にてお知らせいたします。

投稿: パクアン急行 | 2015年1月29日 (木) 01時41分

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