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2014年12月24日 (水)

H27,ハエ30運輸省試運転(12月22日,23日)

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ハマ線とKCJのチャンプルー状態で最後の運輸省試験に臨んだH27

埼京線編成から横浜線編成まで、丸1年間続いた205系356両の運用開始に向けた整備がこれにて終了。最後の運輸省試運転が12月22日,23日の両日、横浜線22本目のH27編成、埼京線18本目のハエ30編成で実施されました。思えば205系のデビューは今年の3月。当初Bogor線でたった1運用からスタートした205系ですが、わずか9ヶ月でJABODETABEK圏のスターダムにのし上がりました。この205系の大躍進の元を辿れば、怒涛のE233投入をやってのけてしまうJREの財政力、Jトレ横浜/新津の生産力にあるわけで、これまで年間たかだか十数本の現地化改造及び試運転をちまちま進めていたKCJ並びに運輸省の体質を、強制的に改革したというのは、なんとも痛快な話です。もちろん、その影ではその分、手が回らなくなった在来車両の廃車という、無視できない部分もあり、205系でもやむなく離脱している車両もありますが、まずは356両の門出を祝福したいと思います。そして205系の譲渡に関わった全ての皆様、本当にお疲れ様でした。

まずは22日施行分のH27から。水切りから、日中の配給まで見届けていただけに、最後の試運転シーンを拝めるとはまさに感無量です。経年劣化なのか、どうも他編成を見ても調子の芳しくない初期型ですが、末永い活躍に期待です。

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Manggaraiからの下り1発目は快速町田表示でした。(LEDは切れまくりですが・・・)

埼京編成を上回る22本の整備をわずか半年で終わらせてしまうとは思いもしませんでした。そして、最後の方は切羽詰ってオリジナル帯のままでの試運転などファンにも何かとサプライズを提供してくれたのも良い思い出になりました。

このあたりはかつて、メトロ6000系を長期間の留置で機器をダメにしてしまった経験が少なからず生かされているのではないかと思います。またDepok電車区内に本社直轄のオフィスが設置されたのも大きいのではないでしょうか。現場の声が本社に少しでも届きやすくなることを切に願います。

なお、同日には6107Fの2回目の出場試運転(1回目に不具合があった模様)も実施。早スジでH27が、遅スジで6107Fが試運転を行ったため、H27の上り2発目が6107Fと続行になりました。

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とりあえず、参考程度に載せておきます(後方にH27が接近しています)

そのため、H27は6107FがManggraiで折り返すまで、停止信号。後続の定期列車にはいい迷惑ですが、停車シーンを思う存分撮れたのは美味しかったですね。冒頭の画像ですが。

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入線待ちの間、DjokoTingkirも登場。

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試運転同士の並びも頂きました

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ようやくManggaraiに入線。6番線にはH28の姿が。

こういうときこそ、7番線に入れてくれれば、転属組の並びとなったのですが、H28は車両故障を起こしたようで、後続のBogor線を7番線に通していました・・・。H28はしばしばトラブルを起こしているようで、行く末が心配ではあります・・・。H27も同じ初期車の編成ですから、注意深く動向を見守っていった方が良いのかも知れません。後述するハエ31との間での組み換えなんてのも、あり得る話かもしれません。

続いて23日分。

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逆光承知で、Depok電車区出庫シーン。205系最後の運輸省試験。

既報の通り、他編成の運用開始を急ぐため、部品取り状態になっていたハエ30の試運転がようやく実施されました。しかしながら、逆にハエ31が部品取り対象となり、不足する部品はそちらから流用しての試運転となりました。まあ利用者からすれば、10連が増えるのでありがたいことではありますが・・・。かなり大人の事情での試運転でしょう。

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Depok入線を後追い(何故かクハ205-42側のLED表示器がありません)

埼京線編成の試運転は実に9月23日以来、3ヶ月ぶり。現地鉄たちはもう埼京編成には飽きてしまったのか、撮影者はおらず・・・。

しかし、ハエ30といえば、唯一オール小窓の純正山手線編成。この編成が復活するとは、やはり嬉しいですね。営業開始後、どこかカーブでしっかり小窓がわかるようにリベンジしたいところです。

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Manggaraiからの折り返し

あと20分早く来ればなんとか側面にも日が回ったのですが・・・。

営業許可が降りるのは、今日の結果次第でしょうが、ハエ31が部品むしとりになったことを考えると、ハエ30が営業運転に投入されるのは必至でしょう。どうも幸薄な小窓編成ですが、トラブルなく、H27共々頑張ってもらいたいものです。

業務ネタがこのところ立て込んでいましたが、気づけば年の瀬。あっという間の1年間でした。KCJもこれで仕事納めでしょう(早っ!)。廃回はあと1回くらいある模様ですが、まさに師走の忙しさだった12月、残りはまったりと過ごしたいと思います。と、いってもマンガライレポートをまだあげていないのでそれだけはやらんとならないのですが、ね・・・


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コメント

こんばんは。

あれよあれよという間に遂に356両の輸出完了ですか!205系の置き換えが国内で噂され始めた頃には利益の少ない海外譲渡を本当に行うのかどうか疑問視されたことが嘘のように円滑に進みましたね。目下E231・E233系で保守体制や機器の統一を図っている現状を見るとJABODETABEC圏にも単一系列の大量投入が実現したのは合理化が進んだと見るべきなのでしょうが、願わくばこの勢いでKCJそのものの抜本的な織改変も行われればいいんですけどね・・・。

それにしても、以前の記事の廃車体の山を見ますに整備や運転だけではなく解体処理とリサイクルの技術も叩き込んでやれと思いたくなります。やっぱり、あのまま何か事故が起きるまで放置するつもりなんでしょうか?

投稿: 野津田車庫 | 2014年12月27日 (土) 23時31分

<野津田車庫様

返信が遅れましてすみません。

そうですね、車両は今のところ十分すぎる数になっていますので、次はKCJの体質改革ですね。果たしてどうなるやら・・・ですが。

廃車の山は、事故が起きるまで放置でしょう・・・。アスベストが一部むき出しになっていますから、既にあの中で遊んでいる子どもたちはヤバイんですけどね。

投稿: パクアン急行 | 2014年12月31日 (水) 00時15分

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