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2014年4月29日 (火)

週刊マンガライレポートVol.86(おまけ画像追加しました)

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今週のゲート前

廃回目前と思われたHITACHI,先週から動きがありません。これはPurwakartaでレールから車体を吊り上げるときに使用するクレーン車両が、Malabar号転落事故に借り出され、機関車が依然として現場で崩落したままの状態になっており、そちらの作業が終了するまではPurwakartaで使えない為のようです。その影響で、Purwakartaには駅構内に未だHolec4連2本が残されており、Hitachiが発送出来ない状況のようです。またKRLI Ts1の顔が見えております。結局検査を通しても、2編成の同時使用は行わないようですが、もはや4連では使い道が限られるため、KFWのようにTs2と併結して、8連での使用が出来るように改造する計画もあるようです。なお、この編成を使用して、先月中ごろにKampungBandanの2階ホームへの入線試験を行ったようなのですが、その際に幅広車体のため、先頭部をホームに接触し、損傷したようです。その修理なのか、はたまた8連化対応工事を実施しているのか、単純に2本の同時使用が出来ないのか、いずれにせよKRLIというのは謎多き車両です。

しかし、実はHitachiにも動きがありました。それがこちら。

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ボディだけになってしまったHitachi・・・

吊り上げ作業は先週末夜に行われたようで、台車がまだそのまま放置されていました。これは、Manggarai駅構内客車留置線の移転に伴う工事期間中の作業員詰所として活用されるようです。当該になったのは最後まで運用されていたKL3-97218,KL3-97212であり、状態の良いこの編成がこのような状態になったことを見ると、他編成の行く末はおおよそ想像が付きますね・・・。なお、現在の留置線部分にはおそらく2面4線のBekasi線用ホームが新設され、Bekasi線はKotaに向かわず。改良工事後は基本的に環状線直通となるものと思われます。

ちなみにManggarai駅構内改良工事関連では以前ちらっと書きましたとおり、Bogor線東側のKAI敷地内の職員住宅やKAロジの施設撤去が進んでおり、ほぼ更地の状態になりました。この場所に現在の留置線が移動してくることになりそうです。

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更地になったBogor線線路とBalaiyasaの間の土地

さらに本日のお立ち台に進んでゆくと、こちらにも重機が搬入されておりました。

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気兼ねなく線路を渡ってお立ち台に行けるようになりましたね(笑)

将来的にはこの場所をBekasi線(電車線)がBogor線をオーバークロスし、先ほどの現留置線部に建設される新しいホームと接続することになるのでしょう。また現Bekasi線の線路(ないし西側にやや移設?)は列車線となり、現在の低床ホーム及び西側に拡張された場所に建設される長距離ホームに接続することになるのでしょう。長距離ホームから客車留置線(仕立て線)間の回送の動線が見えてこないのは気になるところではありますが・・・。ともあれ、Gambirと共にジャカルタ最大のボトルネックであったManggaraiの改良がようやく目に見えて動き出したというのは目出度いことですね。ここまで年々かかったことか。最もJakarta側は相変わらず平面交差が残り、方向別ホームにはならないわけですが、用地のことを考えたら、そこは目をつぶる他はないのかもしれません。ジャカルタ市が推進している環状線高架化と一体化するのであれば、両サイドをBekasi線として、方向別に出来ないこともないとは思うのですがねぇ・・・。まあBekasi線改良工事は円借款で実情を知らぬJAICA及びその下請けのコンサルの指示の元、お国主導で動いているのに対し、環状線高架化はジャカルタ市の現実離れした妄想というわけで、協調なんて出来るわけがないですからね。

しかしこれだけの規模の工事をするなら、ふつう利用者に告知されるようなものですが、そういうのは一切なし。ただでさえBekasi線ユーザーがここのところ吠えているのですから、出しておけば少しは緩和剤になるとはなるでしょうに。それこそ日本の企業の名前をドーンと前面に出しておけば、日本の株も上がると思うのですが。

ただこれも先ほど書きましたとおり、この案件は円借款により実情を知らぬJAICA及びその下請けのコンサルの指示の元、お国主導で動いている為、KAI,KCJは関知せず。勝手にどうぞ、というか果たして何の工事をやっているのかも知らない状況ですので、これに対するアクションは一切なしといったところでしょうか。Gambirの失敗と状況は全く同じということです。流石に今回はあんなことにはならないでしょうけど、目処が立たず途中で計画変更、結局長距離はGambir始発なんてことにだけはならないことを祈りたいですね。そして当然、KCJは運転系統の再修正を迫られるわけで(流石にBekasi線を環状直通にするとは思いますが・・・)。まあManggaraiの改良はよしとしても、問題は今年度円借款案件の残り2つ(MRT関連は除く)、電車区の改良(拡張?)及び車両調達ですよね・・・。単純にDepokなりを拡張してくれればいいけれど、使う当てもないような高級機材を搬入するだけして放置。気づいたら塵を被っていたなんてことが二度とないよう、くれぐれもお願いしますよ、JAICAさん。そして車両調達費という名の使途不明金。だったら中古車導入費用にでも回してくれよ。一体何考えているんだかねぇ。

すみません、酔った勢いで筆が進んでしまいました(笑)

では先週の動き。この日曜はBekasi線にネタ車が入っていなかったので、前述の通りBogor寄りお立ち台からスタートします。

最新ニュース欄でお伝えしている通り、24日よりハエ13が運用を開始していますが、この日曜には運用されず・・・。ですので、同じ理由で先週アップし損ねているハエ4から。

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ハエ13。前後とも編成札が残っており、最高です。

前日の運用情から、朝1発目で折り返してくるのはわかっておりましたので、今日も5時起き・・・。しかし日の出は確実に遅くなっており、前日の雨で靄が発生。前面気味ですが、とりあえず撮ったという感じです。もっともKKWラッピングですから、いつでも撮れるので。そして続けざまにやってきたのが全検明けの05-112F。やはり早起きは三文の徳ですね。

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ごくごくオーソドックスな姿で出場した05-112F

画像の通り、これまで残存していた日本語字幕は撤去されてしまいました・・・。また110Fで実施された太帯化及びKCJロゴの撤去は見送られた他、109Fのようなアンチクライマー(飾り板)部の白帯も入りませんでした。そう考えると、05-109Fは神ですよね・・・。というわけで、持ち場を離れ久々にBogor線で運用されていたので投下。

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前面ハートMが撤去されてもなお、109Fは推し電です(爆)

話題がずれましたが、05-112Fの新ナンバリングは以下の通り。
・05-112(K1 1 12 11),05-212(K1 1 12 12),05-312(K1 1 12 13),05-612(
K1 1 12 16) ,05-712(K1 1 12 17), 05-812(K1 1 12 18) ,05-912(K1 1 12 19) ,05-012(K1 1 12 20)

そんなわけで本日のお仕事は終了してしまったのですが、天気も程よく、しかも205系のKKWラッピングなし編成が今日も3本とも就いていることが判明してきましたので、結局しばし張り込んでしまいました。

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編成札残存、KKWラッピングなしという正統派、ハエ25

なおステップは相変わらず片側のみ撤去した状態でした。こちらの面を撮ればまさに正統派です。

205ばかり上げていても難ですので、普段あまりアップしていない編成を。やってきた順に上げておきます。

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かつては神聖な存在だった8039Fも今では・・・

日本語字幕を撤去し、せっかく現地幕も入れたも、結局外れてしまい、なんだかなぁと言わざるを得なくなってしまいましたね・・・。逆に急行灯が常時点灯し、幕部にKAIの固定ロゴが入った8007Fの方が格が上になってしまった気がします。

お次は・・・。

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非常に地味な8608F

おそらく検査明けのニュースでくらいしかアップしていないかもしれない8608F・・・。8611,8612などと同様にあまり特徴のない編成ですが、特にこの編成、撮影自体もあまりしていな上、乗車した記憶すらほとんどない。どうも縁がないようですが、205系が怒涛の勢いで増える今、なおざりにしがちな編成を改めて見直さねばならないかもしれません。

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6005Fに被られました・・・ハエ11

第一陣の3本はブレーキ管やジャンパ栓がグレー塗装されていないのが識別のポイントですね。

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ハエ14、ヘッドライト点灯ありがとうございます

ハエ4はもう一度戻ってきますが、BukitDuri入庫なので諦めます。

なお、これまで205系はJakartaKotaで10番線に限定して入線しておりましたが、ダイヤ乱れの原因となっているため、11,12番の信号の移設が完了したことから、ホームの完成を待たずしての入線が解禁されたようです。結局そうなるのね。途中駅の10連化待ちのあのロスタイムはなんだったのよ・・・。走行の撮影に専念するとコタの折り返しは必然的に撮れないので、Adam氏からの頂き画像をご紹介します。

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移設された信号機。旧渡り線も完全に撤去 撮影:Adam氏

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そして問題の写真・・・。工事が完了しても、世界一狭い(?)ホームが出現することになりそう。撮影:Adam氏

ネタ編成は撮りきったので、その後はDuriへ。

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あれ?また使うの??

Feeder車両は何故かLakitanが再降臨。入場はしておらず、予備車として期限を延ばし延ばし使っているようですね。6281FがDepokに回送されているところを見ると、更新冷房が上手く稼動していないのかもしれません。

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避難誘導表示。メトロ車とはhをつけて判別

そうそう、玉数の多いメトロ6000系から始まったこちらの掲示。最近では東急やメトロ7000,5000などの少数派にも広まっており、当然都営6000にも掲出されておりました。気になる形式表示はというとKRL6000h。Hibahの呼び名が薄れてきて久しいですが、現場では相変わらずHibahの愛称が浸透しているということなのでしょう。なお、東急車は8000/8500と共通のものを使用しておりますが、メトロ5000と1000は別のものが用意されています。KFWはKRL KFW表記です。

さて、今日のDuriは今日は市場目的ではなく、純粋にTangerang線狙いで。というのもKAIの公式告知に25日からTangerang線を複線化と出ていたのです。本当かよ?と半信半疑の気持ちでいざ現場に着くと・・・

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まだ工事中でした・・・

ただ、作業員がトロッコでバラストを撒いており、近いうちに複線化は完成しそうな気配でした。KCJ担当者によると、5月中には複線化したいとのことでした。そして6月のダイヤ全面改正となるのでしょう。

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逆光で、なんだか煙が入ってしまいましたが・・・

まあそれならそれで、複線化完成時には強制撤去ないし規模縮小も考えられる市場とHolecACを。すでに日が昇り、店じまいが始まっておりましたので、やや寂しいですが、証拠写真です。また来週行こうかな。

流石に2週連続での5時起きはつらいので、一旦鉄活動からは離れます。が、しかし問題発生。Manggaraiに戻ろうとしたらSudirmanを出た先で、先行列車車両故障のため運転見合わせ。結局車内に1時間缶詰になった挙句、ドアが開き、どうぞご自由に目的地まで向かってくださいとのこと。座れていたし、冷房も元気なKFWでまずまず快適だったので良いですが、丸々1時間待ち合わせに遅刻しました・・・。

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ドア上に路線図が掲出出来ない為、サハ204用の路線図が掲出されていました

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こういう経験は日本、インドネシア含めて初めてでしたが、いつも線路歩いているからねぇ。

で、後半戦。

全く鉄な話題とは関係ありませんが、先週火曜日、ジャカルタ市内で屋外広告看板が倒壊。車とバイクが下敷きになり、負傷者を出すという事故が発生しました。その後、使用されていない整備不良の看板の点検及び撤去が市内で進んでおり、私の怪社が入っている敷地内でも大慌てで使われていない看板台座の撤去が行われていました。かなり大事だったようですね。有名人でも下敷きになったのかね??

というわけで、夕方出庫の205狙いで、Juandaにやってきました。看板と何が関係あるって?そりゃ大ありですよ。知っている人は知っていると思うのですが、Juandaでイスティクアルバックで狙う場合、高架線に邪魔な広告台座が付いていたのをご存知でしょうか?後撃ちする場合には、これ結構鬱陶しい存在だったのですよ。いやぁ、まさかとは思ったんですが、それがなんとこの流れで晴れて撤去!!いつか落っこちて自然消滅しないものかと心の中で願っていたのですが、本当に消えるとは;;

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こんな感じに側面がすっきりしました

上下とも気兼ねなく撮影できるのはありがたいですね。まあまずは上りはいつも通りのアングルから。

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05-109Fが来たので本日2度目のアップ;;白幕なのが惜しい!

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そしてお目当てのハエ25。モスクと205系、似合ってます!!

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KFWをここで撮るのは意外にも初めてでしたのでこちらもアップ

本来、この車両が一番ここで似合わなければいけないはずなんですけどねぇ。どうでしょう??

さあ、いつもここからではパッとしないので、せっかく看板も撤去されたわけですし、側面気味に撮ってみることに。

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205の露払いでやってきたマト52

線路に乗り出さず、極めて安全に撮れるこの場所。下りホームはアウトカーブしており、高い確率でセキュリティを回避出来るのも都合が良く、これはなかなかいいかもしれません。

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そのままの位置でハエ14 背景にあるものが異なりますが、埼京線チックな感じ?

なお、この間にハエ11も上って行ったのですが、またもや被り(泣)。もう日が落ちてしまいましたが、返しを待ってとりあえず後追いを。

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ハエ11後撃ち

そろそろ撮影も限界でしたので、引き上げ。Juanda駅の優れモノ、列車接近案内を見ると、遅れていたBukitDuri出庫のハエ4がやっと来るとのことで、入線をスナップしてそのまま乗り込みコタに帰りました。

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ちょっと暗いですが、都心区間を離合する205系

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流石にManggarai始発ではガラガラ

ドアステッカーはまだ貼られていませんが、広告枠が早速使われています。ジャカルタクリーンアップなる、公共広告的なもので、KCJも協賛しておりました。

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6ドア路線図は使い果たしたのか、安っぽいシールになっていました

おまけ

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205系に続き、メトロ6000,7000,05系にてドア扱いの後方乗務が始まっています

その他の形式では後方から前方への連絡手段がない(おそらく戸閉表示灯が切れている、或いはブザーが故障しているということなのでしょう)ため、すぐに後方乗務にすることは出来ないとのことです。
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避難誘導表示と共に設置の進む、現地製消火器

一応、石油系の火災にも電気系の火災にも対応しているようです。

以上












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コメント

いつもレポートをワクワクして拝見させて頂いております。
KampungBandanの2階ホームって・・・え?え?
あの路線に送電されたのですか?
いよいよ復活の動きが見えたようで嬉しいですね。

103系やKRLIの4連が行き交う姿を今から妄想しています。
それにしてもKRLIって8連での運転が出来なかったんですか?
不思議な電車ですねぇ(笑)

投稿: | 2014年5月 2日 (金) 00時50分

<名無し様

だいたい察しは付きますが;;私もTanjungPriok線はノーマークだったのですが、Majalah Ka記者さんが撮影されておりました。但しKampungBandan以遠には入線していません。もしかしたら、Feeder線だけでもこちらにしたいのかもしれません。

投稿: パクアン急行 | 2014年5月 2日 (金) 22時56分

あ、名無しで投稿してしまいました。
申し訳ありませんm(_ _)m

投稿: 茶 | 2014年5月 3日 (土) 00時54分

多彩なレポートに感謝です!

いや~意外な朗報ですねJuanda駅の側壁看板枠の撤去!!

自分もこの場所で気になっていただけに
今までサイドに寄りたくなかったですが、これでスッキリ!ですね。嬉しいです。

最後部からのドア扱い、日本的には当たり前で安心ですが、
前後乗務員の連絡できない車内通話機能かブザーが不能の車両があるとは・・・

しかし、前に運転士1人乗務になると、今度は信号暴進が増えそうな予感が・・・(汗)
運転士さん、眠気防止にコーヒーはブラックにしないとやばいですよ!
とアドバイスします(笑)


投稿: Mr115 | 2014年5月 3日 (土) 09時17分

<茶様

やはり;;予想通りです。ちなみに私のプロバイダからも御ブログが18禁指定で見られなくなりました・・・。仕方ないのでキャッシュから見ています。

<Mr115様

いつもお世話になっております。Juanda駅の看板、まさか撤去されるとは思いませんでした。

古い車両は、長らくそういう部分を使いませんでしたから、メンテナンスしておらず、壊れてしまったということなのでしょう。都営6000なんてかなり組み替えもしていますから、なかなか難しいのではないでしょうか。但し、後方乗務になっても、前方も相変わらず補助運転士との2名乗務なので、ご安心下さい。

投稿: パクアン急行 | 2014年5月 4日 (日) 23時10分

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