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2014年2月24日 (月)

205系ハエ30,12 Yokoso!TanjungPriok!(2月23日)

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第6陣!14本目と15本目が到着。

2月23日未明、205系ハエ30,ハエ12編成を積載した貨物船がTanjungPriok港に着岸しました。この船は2月13日頃に新潟東港を出港しており、わずか10日で到着してしまいました。これを含めて残り2回ですので、到着を狙いの方も多いかと存じますが、第6陣の作業は同日中に全て終了しています。

そんな中、新散在日記の茶様ご一行様が、見事着岸予想を的中されました。おめでとうございます。

皆様とご一緒出来た、いや道ずれにした(?)おかげで深夜0時から夜20時まで不眠不休で、追いかけてまいりました。お疲れ様でした!今はもう疲労困憊・・・。週のアタマからいったいなにやっているんだか(爆)

というわけで、土曜の夜は長期戦に備え、ManggaBesarで皆様と待ち合わせ。言わずもがなな餃子屋さんで腹ごしらえです。さらにちょうど折良く、Bandungからお仕事で戻られた事情通のK氏まで急遽参戦され、水切り前からアツいひと時をありがとうございました!!ですから、今夜のプリオクには総勢7名で討ち入るという前代未聞の規模。こんな大人数で港湾警備員にお咎めを受けないかと、私は内心ヒヤヒヤものでしたが・・・。ビンタンビールも程よく回ったところで、一旦お開き。0時出発に向けてしばしの休戦。といっても1時間も寝れなかったけど;;

どうもジャカルタ鉄の御用達感もある、某ホテルに0時に再集合、いよいよプリオクに向かいます。タクシー運転手からはあからさまに嫌な顔をされましたが、とにかく行け!と。まあ行きたくないですよねぇ、深夜にあんなとこ。

問題は着いてからで、今はかつてのように賄賂をポンと渡せば、港に入れるという時代ではなく、駅構内同様、警備員の厳しいチェックがありますので、なんとか交渉せねばなりません。でも、こちらとしても、ここまで来て引き下がるわけには行かず、どうにか交渉成立。

が、入れたは良いが、船は未だ着岸せず。まあ良くあることですし、こればかりはしょうがないですよねぇ。しかし、あろうことか、数十メートル先からザーっという音と共に白いカーテンが接近。日曜のためか、港湾施設もあまり稼動しておらず、静まり返っており、これはなかなかの恐怖でした・・・。ロクに雨風を防げる施設もなく、とりあえず港湾クレーンのわずかな隙間に避難し、船の到着をひたすら待つのみです。しかし雨脚はいっこうに弱まらず、船の着岸の気配もなし。みるみるうちに体温も体力も奪われて行くのが手に取るようにしてわかります。いやぁ、軽く遭難状態でしたよ。プリオクで・・・。のっけからTanjungPriokの手荒い歓迎を受けましたが、アラーの神は我々を見捨てませんでした(?)←イスラムに救済思想はないはず;;

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漆黒のTanjungPriok港に、ついに貨物船が着岸

午前3時、赤色の船体、巨大なクレーンが埠頭の先に接近するのを確認。既に、戦意を完全に消失し、ヘロヘロ状態だった私たちですが、不思議なもので船の姿を見つけるや否や、完全復活!!しかも、滝のように降り続いた雨が、ピタっと止んでしまったではないですか!!3時間雨に打たれ続けた者のみぞ、目にすることが出来るといったところでしょうか(笑)

もちろん船が着岸しても、税関検査があったり、なんなりですぐに作業が始まるわけではありませんが、どこからともなくいつもの面々の作業員たちが集まりだし、しばしの談笑タイム。

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作業が開始される頃には、空が薄明るくなっていました;;

ようやくイミグレ職員が下船して、作業開始。このときにはすでに5時を回っていました。トホホ。港湾業者様のご好意で、今回も船内に入れてもらうことが出来ました。20両積みのこの船では、さほど迫力のある写真は取れませんが、下で待っているよりは、早く205の顔を拝みたいですからね。そして、TanjungPriokの、船の上で向かえる朝、如何でしたでしょうか??

そして20分後にはこの明るさ!これがジャカルタの日の出です。

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まずつり上がったのはハエ30の10号車。6DOORSステッカーなし!!

このときまですっかり忘れていましたが、この編成、ジャカルタ初のオール4扉,小窓編成!!特徴ある編成なだけに、今後この編成を見るたびに、びしょ濡れになり、凍えたこの夜の思い出が蘇るのでしょう・・・。

しかし最強のネタ編成の登場に、深夜からの張り込みの眠気も一気に吹っ飛びましたね。張り込んだ甲斐があったというものです。

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クハ205-42が港湾地区を行く

トレーラーに車両が積載されると、もう慣れたもので作業が進み、数分後にはPasosoに向けて発車。このとき、我々もPasosoまで追いかけて、オンレールを見届けるべきか迷いましたが、なんとなくもう1両の降ろしを見てから移動することに。

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続いて、9号車。

トレーラー発車まで待つと、遅れてしまいますので、先にPasosoへ向けてぼちぼち歩き出すことにします。幸い、今回の着岸バースはPasosoに一番近いところだったために、歩いたところで10分程度。どっかでトレーラーに抜かれたら撮影しようという公算です。

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だいぶ逃げ切りましたが、Pasosoの手前で抜かされました

なんだか今日は撮影者がいつにも増して多いなぁと、作業員さんたちは思っていたことでしょう。

で、やや遅れてPasosoに到着すると・・・

あれ、10号車がまだトレーラーに乗ったまんま。案の定、DjokoTingkirが到着していませんでした。もう港でスタンバイしているよと、KAIのスタッフに昨夜メールを打っておいたのですが、どうみても冷ややかな目で返されたので、朝まで彼らは動かないのだろうと思っていましたが、やはりでした。これだからKAIの着岸予想というのは当てにならないのです。以前には丸1日以上遅れというのがありましたしね。

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勘の良い人なら、何かに気づくはず。

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いっこうにDjokoTingkirは到着せず、4両がPasosoでオンレール待ち状態。

なお、下の画像では上の画像での違和感は解消されております。言わなきゃダメなのかなぁと思っていましたが、途中で気づいたらしく、9,8号車は方転されました。

通例ではこのようにDjokoTingkirが到着しない場合、トレーラーを埠頭に戻すため、先に吊り上げて、フランジ保護材をつけた状態で、地面に直置きするのですが、何故か今回はそれがなされず、トレーラーはこちらに溜まっていく一方でした。もちろんその分、船側での作業が進みませんから、1号車の水切りのタイミングに頭を悩ます必要もないわけなのですが。その後、ようやく8時20分過ぎになってDjokoTingkirが到着しましたが、着いたら着いたらで、クレーンが故障。さっさと準備しておけよ・・・。しかも毎度の事ながらヨーロッパ製?のP&Hですよ。相方で使用されている日本の中古機材、SUMITOMOさんを見習えよ、ったく・・・。

9時前になってようやく作業開始。遅っ。後がつかえているので、大急ぎで玉かけします。

そしたら。

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ちょっと傾きすぎでは??

見ているこちらが気が気じゃありません。まあなんとかオンレールしたのでいいのですが。もっとも傾いているだけあって、レールに載せるのに、なかなか難儀しましたけど。

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ここまでの道のりが本当に長かった。

続いて9号車。

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だから傾いているって・・・。

もうヒヤヒヤもんの吊りを披露してくれましたが、8号車のときにようやく修正が入りました。

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今度は大丈夫ですね。

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しかし、物凄いペースで吊りあがります。8号車を早く前進させないと;;

船側でも、トレーラーが戻るのを、首を長くして待っていたのか、早くも1順し、5両目となる6号車が。これで操舵室側の上方船室が空になった計算。

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というわけで、こいつの返空で、再度埠頭へ。なので吊りの画像はナシ。

鉄板作業の時間を上手く使い、船に戻るとグッとタイミング。

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5号車が降ろされてきました

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あれ?そういえばトラックの出発方向が変わっています

というのも隣のバースに貨物船が入ってしまい、先ほどのルートが使えなくなってしまったのですね。おそらく、このために毎回毎回編成の向きが変わってしまうのでしょう。今までは大きな問題にはなりませんでしたが、6ドア組み込み位置だけはそろえてもらいたいものですよね・・・。

さて、昨夜の寒さとは打って変わって、暑すぎるくらいに日がカンカンと照っていますので、一時休戦。皆さんでキャンティーンに水分補給に。205系でお腹いっぱいなので、本当に水だけです(笑)

戻ると、既にトレーラーに載った4号車、弱冷車がまだ居たので撮影。

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Pasosoへ出発する4号車

残るはあと3両。通常なら、次が6扉車で、上手い具合に飽きが回らないように出来ている(?)のですが、今日はオール4扉車。なんだかマンネリなので、もう一度船に入れてもらうことにします。

すると・・・

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いやいや、飽きさせないように仕組まれていますね;;

何故かこのタイミングで輸送屋さんのロゴが掲出されました。マニア心を押さえていらっしゃるようで。なお、陸揚げ後、このフラッグはすぐに取り外されてしまい、陸送時には通常の姿になってしまいました。

こうなれば、最後のお目当ての1号車まであとわずか。下船して、待つことにします。

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ここまで来たら、ついでに上げておきます2号車。練習がてら。

そして、待ちに待った1号車。

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しかもお顔がまたもこちら向き、ラッキー!

トレーラーの向きが5号車から変わったものですから、陸送鉄にとって一番ありがたい、後ろ向きのアタマが撮れないではないか!と内心ガッカリしていたのですが、なんと、1号車も10号車も同じ向きにアタマが向いていたんですね。こりゃ、トレーラーの向きが変わって正解でした。何が起こるかわからないものですねぇ。

トレーラーに載ったことを確認しいたら、早足で先回り。
ゲート前で待ち構えます。

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ほどなくして現れた1号車。ギリギリ被りも回避し、ばっちり撮れて満足です。

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10連に組成されたハエ30編成

せっかくの日中配給。ややリスクは伴いますが、Pasosoでは軽く撮影して、先を急ぎます、なんせ大所帯だったので、上手いことタクシーが捕まるか心配でしたが、途中までアンコタを飛ばしてもらい、ManggaDuaの手前でタクシーに乗り換える作戦に。しかしその先が大変で、洪水による大渋滞が。それでも、なんとか先回りに成功。以前、撮影実績のあるKemayoranで手堅く頂くことにします。

遠くから、釜の白い車体が見えてくると、いよいよ緊張しましたが、ちょうど環状外回りがやってきたため、場内信号で一旦停止。おかげさまで、心置きなく撮れました。まあ一歩間違えば、被りだったわけですが;;ともあれ結果オーライです。

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複々線区間をゆく配給列車

流線型のCC203だったので、面も完全に潰れずに、撮れたのがまた良かったです。しかし、これに飽き足らず、欲を出した我々一行は、Manggaraiへ。

なんとなくバジャイを捕まえたのですが、これが功を奏しました。Senenの先で大渋滞にはまってしまい、にっちもさっちも行かなくなったのですが、流石はバジャイ。運転士が機転を利かしてくれて、急遽Uターン。裏道を経由し、なんとかManggaiに到着。当の私は、半分寝ていてほとんど記憶がないのですが(汗)しかもこの運ちゃんがめちゃくちゃ良心的で、運は2万ルピアぽっきり。5万でも10万でもポーンと払ってもよかったのですけど。

で、配給の方にはまさに滑り込みセーフ。

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逆エンドですが、バリ順で撮影に成功

いやぁ、今日はツイてる♪

通常ですと、205系はBalaiyasaMaggaraiかBukitDuri電車区に取り込まれるはずですが、BalaiyasaManggaraiは満線、BukitDuriもほぼ満線&浸水の恐れありということで、今回、一気にDepokまでの輸送が実施されました。RheostaticのNambo疎開はやはりこれに伴うものだったのですね。

そうと知れば、やっぱりBogor線内でも撮りたい;;

ちょうど先行する電車があったので、Manggaraiでの撮影はそこそこに切り上げ、Cawangの駅先端へ。

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Bogor線内で初撮影。側面にあたらないのは気にしない!

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Cawangを通過する埼京線。近代的なBogor線内だと本当に違和感ないですね。

さて、一通り撮り終えたわけですが、まだまだあと10両残っていますので、もう一度Pasosoへ。すぐに来たコタ行きに飛び乗り、アンコタを乗り継ぎ、プリオクへ。

ハエ12の作業はちょうど半ばを過ぎたあたりでした。

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Pasosoに戻ってハエ12

しかし既にお疲れモード突入で画像は少なめです・・・。ハエ12は撮りよりも乗り主体ってこどで。埠頭まで行く気力がありませんでした。すみません。

まあでも、今回は6扉がありますので、上げておきましょう。大人の事情により2号車の画像を。

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ちなみに3号車のサハ204-24の転落防止幌はウグイスのまま・・・

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そしてついに最後の1両が到着

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クハ204-120がオンレール!

張り込み開始して16時間経過・・・。この後は205の車内でグッタリ。

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起きたら大宮、ではなくJatinegaraでした・・・。

後の方、だいぶ駆け足になりましたが、ご了承下さい。

最後に、2月28日現在の205系整備状況

ハエ15:Manggarai(改造済み、営業開始待ち)
ハエ7:Depok(改造済み、改修作業終了 試運転待ち)
ハエ11:BukitDuri(改造済み、営業開始待ち)
ハエ14:Manggarai(改造済み、試運転終了)
ハエ25:Manggarai(改造済み、試運転終了)
ハエ24:Depok(改造済み 試運転実施)
ハエ13:Depok(改造済み 試運転実施)
ハエ4:Depok(改造済み 試運転実施)
ハエ26:Depok(改造済み 試運転待ち)
ハエ23:Depok(改造済み 試運転待ち)
ハエ1:Depok(改造待ち)
ハエ31:Depok(改造中)
ハエ20:Depok(改造中)
ハエ30:Depok(改造待ち)
ハエ12:Depok(改造待ち)

なお、報道によれば現時点で運輸省から営業許可が下りているのは2編成のみとのことですので、おそらくハエ11・15がいつでも営業に入れる状態なのではないかと思われます。またここにきて、第3,4陣の試運転も続々と開始されていることから、遅々として許可を下さない運輸省に対してはっぱをかけているのかもしれません。まあ2本はすでに許可が下りているのですから、Bogor線内4駅のホーム延伸工事が完了すれば、曲がりなりにも運用開始という運びになるのではないでしょうか。


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コメント

パクアン急行さまレポートお疲れさまでした!
お茶さま逆転ホームランおめでとうございます!

新潟から20両船が最速10日は想定外でした!
着岸撮影を狙う者としては、まさにギャンブルですよ(笑)
全行程が陽があるうちに撮れたのはベストですね!
羨ましい限りです

投稿: Mr115 | 2014年2月24日 (月) 19時03分

<Mr115様

ありがとうございます。そしてお茶様はまさに逆転ホームランですね;;しかも非常に良い時間帯に着岸しまして、基本的に輸送は日のあるうちに実施されたのも大きかったですね。

是非とも一攫千金を狙って、またリベンジ下さい。

投稿: パクアン急行 | 2014年2月25日 (火) 02時23分

はじめまして
貴重な船から降ろす写真拝見しました。
これから続々と続きますね。

しかし埼京線の分だけで足りるのか?です。
もしかして当地横浜線もそろそろ引退ですし...

投稿: bireitor | 2014年3月 3日 (月) 22時09分

<bireitor様

初めまして、コメントありがとうございます。

これからも、続々と・・・・譲渡されればよいのですが、2013年度分は残すところあと1回、30両を残すのみとなりました。2014年度も引き続き、横浜線車両が海を渡ればいいのですが、何とも言いがたい状況ですね・・。KCJの懐具合にもよるところも大きいのではでしょうか。クレクレしかしないKCJにJRも対応に困っていることでしょう。

投稿: パクアン急行 | 2014年3月 4日 (火) 01時02分

一昨日、昨日と横浜でイベントだったのですが、インドネシア譲渡車について、そこそこ注目している方が
いましたね。

やはり横浜線が気になるようです。

投稿: bireitor | 2014年3月10日 (月) 19時22分

<bireitor様

まあ、あそこまでJRが大々的に宣伝して、しょうもないメディアがそれに便乗しちゃいましたから、仕方ないですよねぇ。ニワカ鉄がやってきて、線路脇で変死体となって見つからないことを祈りたいものですよ。

投稿: パクアン急行 | 2014年3月11日 (火) 00時59分

やはり横浜線の205、続々と到着していますね。

投稿: bireitor | 2014年7月30日 (水) 08時47分

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