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2014年1月 8日 (水)

不定期更新 月刊デポック通信(1月分) BUD拡大版

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先日、橋の下に降りてゆっくりと撮影する機会がありましたので、久しぶりの単体デポック通信です。なお撮影日は12月下旬ですが、便宜上1月分として更新いたします。もはやBalaiyasaManggaraiへの潜入は絶望的(去年の正月以来入れていないんですね・・・)になってしまいましたので、せめてもの新春企画です。昨年上半期までに一応は投入が完了したメトロ関係は軽めに、動きの激しい205系を中心にお送りします。なお、許可証発給にご尽力頂きましたKucing様には改めまして御礼申し上げます。

と、いうわけで、一応新年に相応しくさせるため、タイトルの通り、まずは改造前の205系が留置されているBukitDuri電車区から。

12月末日現在、BukitDuri電車区には第四陣で到着したハエ26編成及びハエ23編成が留置中。

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ゲートを過ぎるとハエ23がお出迎え

今回は全てDepok電車区で現地化改造を行うため、こちらではまだ一切手を付けられていない状態です。

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ハエ26は半分倉の中にアタマを突っ込んでいました

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裏手に回ると、板橋区並びが展開・・・

なお、ハエ26の帯、妙に色褪せていて不思議だった(一昔前のハマ線H26も酷かったですけど・・・)のですが、どうもこれ、転属時に帯を張り替えておらず古巣のスカイブルー帯に色を吹きかけているのですね??

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当の本人はこのブログを見ているのかな?

そうそう、Pasoso駅でいつも、この運行障害時のステッカーに「ありがとう」の文字を見かけ、何がありがとうなのかと思っていましたがよくよく見ると、ありがとう205という意味のようで。ちなみにこの編成の片側にはわざわざ「いってらっしゃいKCJ」とありましたね。

なお、既に離脱しているEkonomi車両は、Hitachi1本、Rheostatic(ステンレス)1本が未だ留置されていましたが、今後の冷房化ないしKRDE化云々は白紙状態のようです。

続いて本題のDepok電車区。

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いきなり6105Fがピットで何やら作業!!そして7117Fがキノコ丸出しで通電中!!とワクワクする展開・・・

まずはピットの前を横切り、お馴染み改造線から。限られた時間ですから、メインの205を優先的に回ろうかと思っていたのですが、先の7117Fが動き出しましたので、撮らずにはいられませんでした;;

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7117FにもFlazzラッピング!そして・・・

そしてよくよく見てみると、7000系なのに二段窓??何かと思えば6107Fのうち、予備車となっている6907がぶら下がっていました。タネを明かしてしまうと、7117Fの不調な冷房と6907の間で何らかの冷房の差し替えが行われたようです。

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入れ替えの都合上で、先頭車同士を連結して走行

出だしから、濃いぃ展開にクラクラですが、お目当てである205系に戻ります。

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ハエ13が鋭意改造中でした。もう御なじみの“赤鬼”状態

一部号車はオリジナルの深緑+黄帯でこれまた改造シーン御なじみの南武支線状態でした。ハエ13編成は第三陣到着なわけですが、同時にやってきたハエ24編成はまだヤードで留置中です。

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ゲテモノ好きの方のために、INKA製モーターカーと共に。

なお隣の倉の中では05-105Fが車輪削正中でした。一応アップしておきます。

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アントと連結する05-105F

一通り改造線を観察した後は、隣の全検用建屋に入らせていただきます。205にはまだ縁がなさそうなエリアですが、なんとここに1両205系が入っておきました。さらに、裏手から入ったのですが、そこにはJRから送られてきたであろう予備車輪がズラリ。

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廃車になってしまった編成から、外されてきたのでしょうかね?

今回は、これまでと態度を変え、有償ながらスペアパーツもいくらか用意されるようですので、以前のマト52のようにならなければいいですね。

内部へいま一歩進んでゆくと全検中の6181Fの姿が。そしてその置くには・・・、あれ?205系?何故ここに??

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床下メンテナンス中の6158号車

205の姿を見つけると、自然に足が早まります。さて、ことの真相は?

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モハ204-257

まあ以前、この位置かつ同じ状態マト52のクハがいたことを考えると、おおよそ予想はついたのですが、やっぱり車輪の厚さが基準値に満たないそうで、交換を実施するそう。今回は先ほどあったように今のところ予備の車輪は足りているようですから、なんとかなりそうですね。ただ、インドネシア基準すら満たさない車輪でJREが日々列車を走らしているというのは如何なものか。この後やってくる編成も同様に、見るから薄い編成があるそうですし。

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また入り口付近では先ほどの7117Fと6907の間で冷房の交換が行われていました

しかし、今日は都営ありメトロありJRありと、賑やかで活気のある現場でした。

では隣のピット線に移ります。

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第二陣ハエ14編成が最終調整中

良く見てみると、先頭車の側面LEDが何故か抜かれています。一部の東急車のように女性専用車の行灯でも入れる気でしょうか。KCJ車内ではいつも、行き先LEDを使用したいとの声を聞きますが、今回は18本(或いはそれ以上?)の同一形式の大量投入ですし、なんといってもJRがバックにいるのですから、しょうもない行灯なんて入れないで是非とも実現してもらいたいですね。カネさえ払えばROMも作ってくれるのではないでしょうか。

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1本挟んでその隣にはモハを抜かれたハエ7の片割れが 第一陣で到着したのにね・・・

ハエ7の手前には既に床下検査の終了した6181Fが冷房のチェックで停車しており、ギンギンに冷えた車内でちょっぴり涼みつつ、灼熱(?)の留置ヤードへ向かうこととします。こんな姿のハエ7を見てしまっては残りの半分がどうなっているのかも気になりますし。

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金網設置中のハエ14の反対側 そういえば6105Fの姿が消えました

そんなわけで、デポックウォッチングは後半戦へ。魅惑の橋の下、留置線ゾーン。

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Ekonomiと205系、世代交代シーンが展開

Kucing様に、「こっちいい感じですよ~」と呼ばれ行ってみると、上手い具合に205系が隠れ、Ekonomi車オールスターズの並びが!

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Hitaciが居ないものの、かつてのBogor線の主力が集結

ここのところ、廃車回送の動きは止まっていますが、今後あと8本の205系が到着することを考えると、このようにしっかり日々通電させ、機能保全を行っているRheostaticもいつPurwakarta送りになってもおかしくない話なわけです。もったいない・・・、本当に。

さて、日は刻々と傾き始めており、感傷に浸る間はありません。留置ヤードの205系を撮影開始。

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まずはハエ4編成

オリジナルの姿で2本が縦列で止まっていますから、まるで川越電車区のような(?)雰囲気。編成札が撤去されているのが残念な限りです・・・。撮影する方にとっては何かと残ってくれた方が好都合ですから、改造後も残置願いたいものであります。

せっかくなので、車内を通って行くと、座席下から発掘された品々が色々と転がっていました。担当者によると、ケイタイも結構出てきたようで、処理に困ったとか。一応、どこかに保管してあるみたいですよ。もはや横浜で忘れた荷物が、飯能まで行ってしまったでは済まされないようですね・・・。メトロのときはそんな話、聞かなかったけどなぁ。そうこうしていると、カシャーンと何やらパンタが上がった音が??

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なんと構内を自力走行!

慌てて降りてみると、通電されており行き先表示機には快速川越の文字が!!そしてゆっくりと改造線へ向けて発車してゆきました。なんというタイミング。103系探しの旅に出られていたKucing様をSMSで大至急、召還しました(笑)しかし、第三陣のハエ24を差し置いて、第四陣のハエ4が改造に入るとはね・・・。

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続いて縦列で止まっていたハエ24

ハエ4の出発を見送り、その奥に止まっていたハエ24を撮影。この編成と言えば、川越線内での踏切事故当該の変則編成で、特に4・5号車は中原・三鷹・京葉・川越と流転の人生を送り、ここジャカルタまで流れ着いてしまいましたね。

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改造前のハエ24と改造後のハエ7!!

さて、ピットに計4両が入っているため、残りの6両のハエ7はこんな位置に止まっていました。お尻側が出ていたらしょんぼりでしたが、これならOKですね。

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さらに裏手には改造を終えたハエ25が

いやいや、順調に、そして着々と改造が進んでいるのですね。05や203のときのように、横一列にズラっと並ぶのを密かに期待していたのですが、まあどのような形であり、オリジナルに改造中、そして改造後と205系の変身過程を生で見れたのはよかったです。

残る1本、ハエ15はというと、どうにもこうにも撮り難い位置に止まっており、一応上げておきますが、こんなもんです・・・。まあ後日、ハエ15は試運転が実施され、撮りなおせましたから良しとしましょう。

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とりあえずハエ15

と、こんな感じで、12月末現在の205系動向をまとめると以下の通り。なおBukitDuri,Depokで目撃できなかったハエ11はBalaiyasaManggaraiに留置されているものと推測します。掲載は到着順。

ハエ15:Depok(改造済み、試運転中)
ハエ7:Depok(改造済み、改修作業中)
ハエ11:Manggarai(改造済み、営業開始待ち?)
ハエ14:Depok(改造済み、試運転待ち)
ハエ25:Depok(改造済み、試運転待ち)
ハエ24:Depok(改造待ち)
ハエ13:Depok(改造中)
ハエ4:Depok(改造中)
ハエ26:BukitDuri(改造待ち)
ハエ23:BukitDuri(改造待ち)

あとは御なじみの休車編成を。

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まるで魔境的空間になりつつあるRheostaticゾーンの中、ぽっかり空いた空間に103系E20が

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JALITAは相変わらず動きなし。そして6113Fはこの流れだと、そろそろ復旧作業開始??

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先ほどピットに入っていた6105Fは定位置に戻っていましたが、今後の動きに期待。

そうこうしているうちにいよいよ日が傾いてきましたので、そろそろ撤収することとしまして、休車ゾーンから出ることとします。すると・・・

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ハエ4と入れ替わりで、ハエ14が改造を終了し、こちらにやってきていました(走行撮りたかった・・・)

広い構内を歩き回り、既にヘロヘロでしたが、なんとか力を振り絞り、せっかくですので、改造線には行ったハエ4を撮影して終了。一刻も早い205系の営業入りを願いたいものですね。

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ハエ13赤鬼と並ぶハエ4

今月分のデポック通信は以上。

おまけ
BUD,DPKとくればやっぱりBOOも。

今のところ205系とは全く無縁の電車区ですが、翌日伺ったところ、こんなシーンが展開していました。

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入れ替え中のマト69

基本的に4連Ekonomi対応の手狭なBogor電車区では、譲渡車両を検査するのには分割せねばならず、時折こんな風景を拝めるのです。都営車では何度か見ましたが203系はお初。ホームに出現する5両編成の203系、あまりにも新鮮すぎてセキュリティの目も気にせず、バシバシ撮影してしまいました;;。

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同時にマト66も検査中

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非冷房の203系!?

ちなみに次の日には元気に運用に就いていました。なかなか仕事が早いですね。

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いつかこれに、205も加えた3並びが撮れたらいいですね

ご一緒頂きましたKucing様、お疲れ様でした。

※電車区内画像は全て許可を得て撮影

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コメント

初めまして、いつも楽しみに拝見させて頂いております。
私は、ジャカルタに渡った205系たちが日本にいた頃の姿を主として撮影していた者です。遠く離れたジャカルタの205系たちに関する貴重な情報を発信してくださり、とても助かります。
いきなりかもしれませんが、ハエ7の車輪が薄いのを理由に交換されているというのは驚きました。
MM'257もそうですが、MM'256も結構薄かったような記憶があります。
車輪の薄さについてもう少し触れさせてもらうと、ハエ26のMM'371?か、370も、MM'257に匹敵するかそれ以上の薄さだったと記憶しておりますので、こちらも不安です。ハエ24のMM'277あたりも速度の割に高い音を発していたので、もしかするとちょっと危ないかもしれませんね。また、今後行く予定の編成で1本、車輪が結構ヤバめの編成がいたので、それも心配です。
それと、改造後のハエ25が自力で走行している動画を数日前に発見したんですが、こちらのブログでは試運転待ちと記されているので、改造後に試運転とは別に走ったことがある、ということでしょうか。動画の題名にTest runと記されていましたが、鵜呑みにしていいのかどうか…。
個人的にハエ25が最も好きな編成だったので、動向がものすごく気になるところだったりします。

初めてのクセに、長文失礼しました。
今後のレポートも、楽しみにしています。

投稿: きたよの | 2014年1月10日 (金) 18時00分

こんばんは。

車輪といえば、以前どこかで「都営6000が譲渡された際にはバックゲージの規格差(日本990mmに対しインドネシア1000mm)に合わせて改造した」という記述を見たことがありますが、実際のところはどうなんでしょう。少なくとも最近の譲渡車ではそのまま導入しているように思えますが。

それと6181Fの写真を見て思い出しましたが、6161Fは細帯化されませんでしたね。てっきり今後はマンガライ=細帯、デポック=白マスクになるのかと思っていました。

投稿: 丸太 | 2014年1月11日 (土) 23時03分

<きたよの様

はじめまして。コメントありがとうございます。まず、車輪の件について。たまたま私が訪問したときにこの車両の整備をしていただけで他の車両でも交換があるのかもしれません。ハエ1編成が極めて薄いとの報告を受けておりましたが、昨日現物を確認したところ(後ほどアップします)、確かに薄かったですね。ぱっと見でわかるくらい。いくら廃車前提とはいえ、このような状態で走らせ続けるというのにはちょっと首を傾げたくなりますね。

またハエ25の試運転ですが、当方も最新ニュース欄にアップしていながら、失念していました。この編成は12月14日に改造終了を待たずして、何故か試運転が行われた編成でした。お詫びして訂正申し上げます。

投稿: パクアン急行 | 2014年1月12日 (日) 00時35分

<丸太様

都営6000はバックゲージの変更をマンガライ工場で実施しています。その後はあそこまで手厚い支援をしなくなりましたし、インドネシア側の見解では、たかが10mm変えなくても大丈夫ということのようで、それ以後の車両では一切バックゲージの変更はしておりません。

また一度太帯にしてしまうと、拡大部にパテ盛りされてしまうため、元に戻すことは難しそうです。太帯化の流れは年齢肌をパテで厚化粧して、少しでも格好良く見せるという思惑が働いているようにも見えます。ですから、本当は鋼鉄車の方が向いているんですよね、このあたり・・・(もっとも出物も西の103系くらいしかありませんが)。

投稿: パクアン急行 | 2014年1月12日 (日) 00時41分

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