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2013年12月31日 (火)

週刊マンガライレポートVol.69

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先週末のゲート前

昨年に引き続く露天商の強行撤去そして完全掃討、KFWの運用開始、Maja電化開業、IC乗車券の供用開始とPSO適用、Nambo線の復旧・・・・・等々々と怒涛のように過ぎ去った2013年ですが、おかげさまで今年もほぼ毎週の更新が達成出来ました。一年でここまで変わるものかというくらいジャカルタの鉄道は日々変化しています。紙券が無くなり、Ekonomiが無くなり(2013年の最大のニュースはやっぱりこれでしょうかね)と、趣味的には無味乾燥とした鉄道に“退化”しているわけですが、冷静に利用者の立場から考えれば、この1年は本当に飛躍の年であったといっても過言ではないでしょう。去年の年末が遠い過去のように思えます。そんな2013年最後のマンガライレポートをお送りします。


では先週の動きをどうぞ。

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TM6127FがManggaraiへ

DCDCコンバーターの不調で、長らくDepok電車区に留置されていたTM6127FがBalaiyasa Manggaraiへ回送されました。おそらく事故車の7121Fから部品供与を受けるものと思われます。是非とも7121Fの意志を引き継ぎ、6127Fには運用復帰してもらいたいものです。また事故車絡みでは、昨年の脱線事故により1年以上Manggaraiの森で放置されていた05-107Fも復旧プロジェクトが始動(事故当該号車を他編成の中間予備車と差し替えの模様)したようで、来年も思わぬサプライズがあるのでしょう。7121Fも何らかの形での復帰を目論んでいるようですし。

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異色の白ナンバー新鮮な6115Fも運用復帰

最新ニュース欄でお知らせしている通り、SIV不調で全検明け試運転以来、運用を離れていた6115Fがここに来ての復帰。6111Fに引き続き、6000系初期車の復旧が相次いでいます。新しいSIVはまだ到着していないようですから、修復ないし予備車からの流用が行われたものと思われます。

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2本増えただけで、6000系を見る機会が増えましたね

新ナンバリングは以下の通り(再掲かも??)
6115(K1 1 11 31), 6215(K1 1 11 32), 6315(K1 1 11 33), 6415(K1 1 11 34), 6515(K1 1 11 35), 6615(K1 1 11 36), 6715(K1 1 11 37), 6015(K1 1 11 40)

ついでに6111Fもロクに撮れていなかったので、リベンジしたいなと思いつつも、どうも相性が悪く、朝Bekasi線運用に就いていたはずなのですが、Kotaで運用差し替えがあり、洗浄のためDepokへ・・・。

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綺麗なうちに撮りためておかないと・・・・

引き続き、メトロ車の話題。前回、7123FのFlazzラッピングをアップしましたが、さらに05-102Fも同様のラッピングが施されました。ただこちらはFlazzのみですので、綺麗に中間車3両が交互にラッピング車となりました。

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05-102F@Maja 撮影:Kucing様

なおラッピング施工後ずっとSerpong線運用に入っており、なかなか撮影する機会がなく、画像はいつもお世話になっておりますKucing様からの頂き物です。ありがとうございます。そろそろ交番検査でBukitDuriに帰ってこないかな・・・。

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冷房換装が進むLohanことTMG6277F

既に1号車6227号の1台のみ換装が行われていた同編成ですが、2号車の2台もTERMORAIL製の新型冷房に載せ変えられているのが確認出来ました。ただし今回の2台、クーラーキセはオリジナルのままで、TERMORAILロゴだけが貼られています。

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青いロゴステッカーが貼ってあるのが識別点

お次はこれといったニュースではありませんが、これまた相性の悪かった8007Fをなんとか撮影できたのであげておきます。というのも、何故か最近8007Fの急行灯が点灯しており(しかも進行方向でしっかりつけかえている)、以前から撮りたくてたまらなかったのであります。しかしやってくる8000系はことごとく8003Fと8039F・・・。

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ようやく撮れた急行灯点灯の8007F

現役時代末期には使用が停止されていた東急の急行灯。それが全検時にしっかりメンテナンスされているのですから、驚きですね。きっと担当者に尋ねれば、その方が格好良いからと返されるのでしょうが。

さて、12月中頃にBalaiyasaYogjakartaへの搬入が目撃されていたCC206の最終増備機であるCC206-100ですが、運用を開始し、ついにJakartaに入線しました。いやぁ、城南社長の公言通り本当に2013年1年間で100両の調達を達成してしまいましたよ・・・。KAIも変わったものだなぁとつくづく感じさせられる事象ではありますが、この負債が後々ツケに回らなければ、と思います。城南の任期はあとわずかでしょうし、仮にもう1サイクルやったとしても、返済が終る頃にはもはやKAIに一切関与しないでしょうし。

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ArgoLawu号で上ってきた100号機!

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まさかとは思いましたが、本当に100号機でした

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新ナンバリングによる年間100両調達の証!

いやぁ、とにかくCC206だらけです、最近。しょうもないインドネシアンセンスを一切排除したカッコよさですから、いいんですけれどね。

なお、クリスマスを含めた数日が連休になるため、日本のように年末年始はさほどのイベントではないのですが、若干長距離列車が増発されています。これまでの前例から、臨時列車運転時には定期を含めてCC206が充当される傾向が強く、なおさらCC206の出現率が高いこの週末でした。まあ臨時列車運転のため、朝の中央線ダイヤは崩壊・・・。

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臨時をあげてもHMナシでは変わり映えしないのでArgoBromoでも。それでも通常より1両多い??

と、こんな感じで今年最後のマンガライレポートを終わりにしたいと思いますが、最後に重大発表!!

2014年1月1日付けで、JABODETABEK管内の施設・車両・人員等が全て(Gambir・PasarSenen等の長距離共用駅は除く)、PT.KAI第一事業部からPT.KCJに移管されます。電車区もその例外に漏れず、BalaiyasaManggaraiも電車区部門はKCJの管轄になります。日本の鉄道コンサルもおそらくは悲願であったであろう、ようやくの“二重行政”解消。今後は鉄道運営の円滑化が期待できる一方、こうなると現KAI所属車両(当然これらもKCJ所有となります→全車真っ赤赤だけは勘弁;;)の今後の塗装は如何に??またこうなると、ダサいと忌み嫌ってきたKAI新ロゴを掲げて走る電車はわずかな期間で消滅することとなり、ここでもまた、来るもの拒まず撮り続けたものが勝ち組となるという構図が・・・。Waduhhhhhhh。

さあ、来年もインドネシアの鉄道に目が離せませんね。

おまけ
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KAI所属編成として最後の出場車となるであろうTMG6181F

正面KAIロゴは従来のステッカーでなく、やっつけ感のある手書きペイント・・・。運用開始時には既に塗りつぶされて、KCJロゴが掲出されているのかもしれませんね。

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コメント

おはようございます〜。今年最後の更新も大いに仰天させて頂きました!
電鉄区間の営業が全てKCJに移管されるとは!!
かつてDIVISI JABOTABEKエンブレムが消されたのと同じく、
まずはKAIロゴがKCJロゴへと切り替わって行くことは確実でしょうか?
電車のオール赤黄化は私も勘弁ですが (汗)、都営6000や東急8000の
赤黄姿はちょっと見てみたい気もします。
東急8500はオールJALITA化でしょうか??
来年早々の懸念は、103系がKCJ塗装になるのか否か……??
何はともあれ、趣味的にはともかく、利用者サイドからみれば本当に、
利便性が向上する一途の一年でしたね……!
まさに「今来た列車は全て撮れ!今ある現象やインフラも全て撮れ!」
という鉄則を私もかみしめる次第です。来年も、205系18編成が全て
就役することからして、激しく変わって行くのでしょうね〜。
というわけで、良い新年をお迎え下さい! 
来年も宜しくお願い申し上げます!!

投稿: おっとっと | 2013年12月31日 (火) 09時39分

こんばんは。

再三の故障や事故にもめげず、1両でも多くと
車両を大事に使ってもらえるのは嬉しいですね。
05-107FはよりによってDC-DCコンバータを載せた
3号車が被災してしまったので、差し替えだけでは
復帰できないはずですが、果たしてどうなるやら。

2014年も盛りだくさんの年になりそうですね。
・205系、HolecACの運行開始
・ParungPanjang - Maja、Tangerang線の複線化
・Sukabumi - Padalarangの復旧
だけでは飽きたらず、なにかしら我々の想像の
斜め上を行く施策があると信じて疑いません(笑)

本年も楽しい記事をありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

投稿: 丸太 | 2013年12月31日 (火) 19時38分

本年も素晴らしい記事をありがとうございました。
まめな更新と詳細な内容にいつも唸っております。
また念願の阿波丸との再会を果たせたのもパクアン急行様のお陰だと心から感謝致しております。

深夜のお仕事も続きお疲れかと思います。どうぞ御自愛下さいませ。
これからも激動するジャカルタの鉄道事情のレポ楽しみにしております。

それでは良いお年をお迎え下さいませ。
来年も宜しくお願い致します。

投稿: 茶 | 2013年12月31日 (火) 21時59分

<おっとっと様

こんばんは。ジャカルタは2013年残すところあと1時間ちょいです。今年も1年間ご購読ありがとうございました。しかし激動の1年という表現がこれほど似合う年はないのではないかと思います。エコノミ廃止にIC乗車券COMMETの登場、と破竹の勢いで近代化が進んでいます。その一方で、消え行くものも・・・。とにかく日々の記録が大事と思い知らされましたね。

来年はもう少しゆっくり休ませてくれと言いたいところです;;しかし!出だしからKAIからKCJに移管!ときまして、来年も慌しくなりそうな予感です。来年もよろしくお願いします。

投稿: パクアン急行 | 2014年1月 1日 (水) 00時28分

<丸太様

いつもコメント、またご教示ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

そうですね。05-107Fをどのように復旧させるのか、気になるところです。7121Fの2台あるDCDCコンバーターを6127F、05-107Fに振り分けることが可能なら良いのですが。また仰るとおり“斜め上をゆく施策”には大いに注目です。来年はどんな改悪が行われるやら??

投稿: パクアン急行 | 2014年1月 1日 (水) 00時36分

<茶様

いえいえ、こちらこそ何かとお世話になりました。また当地で会えますことを楽しみにしております。阿波丸の次は何を狙われるのでしょうか?また是非ともTanjungPriok夜のお仕事をご一緒しましょう(笑)来年もよろしくお願いします。

投稿: パクアン急行 | 2014年1月 1日 (水) 00時48分

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