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2013年11月12日 (火)

週刊マンガライレポートVol.62

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待望の205、到着

更新が遅れまして申し訳ございません。先週のゲート前は、既にご存知の通り、先日TanjungPriokから運び込まれたハエ11編成が留置されておりました。どうも、既に税関審査は終ったようで(早っ!)すが、税関シールは反対側に付いているのかもしれません。後がつかえてしまいますから、流石にお役所もテキパキと動いているようです。なお、ハエ7,15は容量の関係からBukitDuriに留置(こちらはいずれまたご紹介します)されています。

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HolecACと205、先にデビューするのはどっち?

ズームアウトしてみると、ロクな写真にはなりませんが、右後方にHolecAC Ts2の姿もはっきり確認できるようになりました。おそらく深夜試運転を行っているものと思われます。6000系のときはKFWと6000、どっちが先かと言われたものですが、今回も譲渡車と国産新型車が競合する形となりそうです。

さて、先週の動き。特に動きはありません。最新ニュースでお知らせしている05-109Fの踏切事故は、損傷が大きかったようで、修復に至っておりません。どうもManggaraiに収容されたという噂を聞きますが、外から見えず、休車ゾーンにも居なさそうですから、一応倉の中で、修復を試みているようには思えます。最悪、無傷な05-107Fの先頭車と差し替えというのも出来るでしょうし。しかし、予想と反してJABOTABEKの環境に非常に適していて、(?ただ新しいから??)全線でほぼ故障無く運用されている05系ですが、107Fといい、不幸が続きますね・・・。もったいない。

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KFW、引き続きBogor線を中心に運用中

前回、4本全てがBogor線に進出したとお知らせしましたが、今週末は1本がSerpong線に出戻り、3本のBogor線運用を確認出来ました。また一部編成がDepok電車区に貸し出されており、中央線内での姿も以前に増して、確認出来るようになりました。といっても、画像はManggaraiのお立ち台から・・・。まあここで撮るのも初めてです。

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CC206牽引のArgoBromoAngrek

そして前回の公約どおり、ArgoBromoAngrekを。ただ編成は一般Argo車との混結編成でした・・・。

さて、1本がSerpongに出戻ったKFWですが、Tangerang運用はこの週末もなかったわけで、時間が許す限り、Duriで張り込んでみました。複線化も間近になったおり、市場と日本車の競演は、いつまで見れるかわかりませんからね。

ただ、今週も3運用中1本はTMG6000のLohanであり・・・、次にやってきたのは05でした。どうもここに来ると、05率が高いよなぁ。

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今週は05-102F

まあ市場は、大入りで、環状線も撮影も楽しめたので、良しとしましょう。

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青果コーナーがいつもより拡大していたような・・・

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渡り線との間の三角州からも撮影できて、大満足

電車も短時間のうちに頻繁に来てくれたおかげで、ささっとDuriを切り上げ向かった先はこちら。

祝!Sukabumi線復旧&PangRango号運転開始!!Bogor発2本目の列車に乗り込みます。

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ってここはどこ??

こちらでも既に何度か告知しておりますが、11月9日、運休中だったBogor~Sukabumi間が復旧し、1日3往復体制で、列車の運転が開始されました。車両は従来の気動車(KRD)から客車に変更となり、BumiGeuris改め、PangRangoとなりました。なお、一部BalaiyasaYogjaから回送されていたBumiGeuris用KRDは、古巣に戻ることなく、スマトラ(ランプン)送りとなるようです・・・。というわけで、早速運転開始2日目の日曜日に試乗してまいりました。初日は鉄オタが殺到し大変なことになるのは目に見えてますから;;

しかし!前々から気になっていたのですが、KCJの列車とKAIの中長距離列車の分離政策を進めるKAIが、今更Bogor駅に長距離用の発券端末を置くとも考えられず、それこそPangRangoへの無償乗車(ないし車掌の私腹が肥える)原因にもなりかねませんから、どのような扱いにするのか気になっておりました。まあホーム1本を柵で仕切るかして、チケットはもしやオンライン専用で、他の駅で引き換えて来い!なんていう強行施策に出るのではと考えていたものですが、実際はさらに?荒っぽい手段に出ていたのでありました・・・。それが上の写真。

つまり、PangRango用に新Bogor駅が設置されたのです・・・。その名もBogorPaledang(切符購入時はBogor~SukabumiでOK)。駅舎はKCJ管内でお馴染みになりつつある、掘っ立て小屋で、線路の脇にホームを取ってつけたような棒線駅です。場所はというと、わかる人はわかると思いますが、ケンタッキー裏(スタッフもそのように案内していましたし)です。Bogor駅の新改札を出ましたら、Sukabumi方面の線路に沿って進めばよいわけで、徒歩5分程度。ですから、時間ギリギリに行くと間に合いませんから、ご承知おきください。

しかしながら、棒線駅では機回し出来ませんから、車両だけはBogor駅に入線するという・・・。駅前の踏切を盛大に塞ぎ、機回しです。ただ肝心のこのシーン撮影しそびれました。いや帰りに撮ろうと思ったら、スコールの洗礼(列車がBogorまで入らないことをどれだけ恨んだことか!!)を受けまして;;次回までの課題です。

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機回しを終え、出発するPangRango。Bogor駅からはご乗車出来ませんのでご注意下さい!

回送出発シーンを撮影し、早足でBogorPaledangへ向かいます。しかし駅舎が狭いというのもありますが、構内は芋洗い状態で大混雑。どうで座席指定なんだし、としばし外で待つことにします。なお、当初片道はEksektifにしようと思っていたのですが、連れの予定がなかなかわからず、前日に取ったら、なんと上下とも満席!!犯人は鉄道ファンに間違いありません(爆)

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ようやく捌けてきた改札口。全車指定席ですので、当然セキュリティーチェックがあります。身分証明書をお忘れなく。

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ホームは緩い勾配上にあるため、ところどころ段差が・・・。ケーブルカーか!!

ダイヤはかなりカツカツに引いてあるようで、到着遅れをそのまま引きずり、15分遅れで13時丁度に発車。Sukabumiまで1列車1閉塞ですから、遅れが他に波及することもな、のんきなものです。CC204であっても、非常にゆっくりとしたスピードで山を登ってゆきます。

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大入りのEksektif!!見た感じ鉄オタというよりも地元の方々がお祝いで乗っているようですね

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Ekonomiも満員御礼!!

ちなみに初日はJakartaの悪鉄の呼び声も高いJatinegaraレイプ軍団EdanSepurご一行様が大挙して乗車したようで、鉄オタは総勢100名を超えたとか。その点、今日は平和でした。まあ実は猫を被っていただけで、最後には結構沸いて出てきたわけですが。

私とはいうと、車内徘徊(笑)しつつ、昼飯を食べていなかったので、食堂車へ。前からK3(Ekonomi), K3,K3,K1(Eksektif),KMP3の4両編成で、短編成のためアリンアリン(セーフティーカー)の連結はありません(1閉塞では衝突もへったくれもありませんからね)。最後尾のKMP3、食堂車に着くと、御なじみのカウンターがありません??おや?良く見てみると、これEkonomiと食堂車の合造車で、キッチンは通常のオープンキッチンになっていないのでした。この手の車両に乗るのは初で、最初は戸惑ってしまいました。食堂車というよりも、ビュッフェと言った方が正しいのかもしれません。なおこの車両は本来、黄+青帯のEkonomi色ですが、PangRango専用のバティックラッピングとなっています。

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こういう造りになっています。手前が料飲スペース。奥は通常のEkonomiの指定席

食堂車メニューもEkonomi価格でKalimayaより安く、非常にお手ごろですし、3&2のEkonomi座席(しかも行きは3列側だった・・・)に比べたら、よほど快適で、しばらく居座ってしまいました。なお、アリンアリンが連結されていないため、最後尾の貫通扉からは後方展望が楽しめます。開放は出来なくなってしまいましたが・・・。

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出てくる料理もEkonomi仕様 ナシゴレン10000Rp也

もっとも味はいつもの“食堂車のナシゴレン”であり、食器も使わず、車内値段の相応の品が出てきますので悪しからず・・・。なおさらビュッフェと呼んだ方がしっくり来そうです。ただこの利用状況では食堂営業廃止の日も近いかも(この距離では、ある方が珍しいですからね)。

Bogorの市街地を抜けると、一気に緑が広がります。Jawaの原風景がひたすら続くわけです。もっと去年、BumiGeurisで乗っていますので、これといって新鮮なものはありませんが、やはり心が安らぎます。そして去年と同じように各駅は歓迎の人々でいっぱい。途中からしとしと雨が降ってきたのですが、それでも傘を持ってまで、皆お出迎えしてくれるわけで、乗っているこちらとしても、ありがたく、非常に暖かい気分になりますね。

ちなみに気になる停車駅ですが、やはり一部の駅は通過となっているものの、停車駅の方が多い印象。というのも、駅員配置&信号扱いのある駅は全て停車(つまり停留所は通過)しています。停車駅は以下の通り。斜線は通過駅。
【Bogor Paledang
・Batu TulisCiomas・Maseng・Cigombong・CicurugCijambe・Parung Kuda・Cibadak・KarangTengahPondokLeungsir・Cisaat・Sukabumi】

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水田地帯を進む列車。デッキに立っていたほうが面白いですね(但し最近ドア開放に関してもセキュリティーがうるさくなりつつあります・・・)。

しかし、今回とにかく良かったのは、駅での歓迎ムードも去ることながら、沿線でのお見送り。日本じゃ、わざわざ列車に手を振ろうなんていう半ばやらせ的なこと(九州新幹線はさておき、二番煎じの総武のSLのあれは酷いですよねぇ・・・)をしなければ、住民はもはや無関心になっているわけですが、こうして沿線住民たちが手を振ってくれるところを見ると、インドネシアの鉄道の将来は明るそうですね!そしてJonan社長にも見せ付けてやりたいものです。住民は敵じゃない。ましてや乗客を見たら泥棒と思え!なんて態度はもってのほか。JR倒壊なんか見習って、どうすんだ。

沿線の人々のスナップを何枚か上げておきます。

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みんな鉄道が好きなんですねぇ。運輸省も高速道路整備に現を抜かしていないで、鉄道に予算配分しましょう。そして鉄道に助成金をもっと投入しましょう。

閑話休題。

まあとにかくも、長閑で暖かな風景を楽しみつつ、列車は2時間ほどでSukabumiに到着(KRD時代と所要時間変わっていない)。SukaBumiはSukaBumiで、到着を待ち構える鉄道ファンたちにシャッター攻撃でアツく歓迎されました。

そして車内に潜んでいた鉄の面々も一斉に活動開始!!

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祝!スカブミ!!お祝いムードのときだけはこんな荒業も許されるのです;;

しかし、出てくるは出てくるは。改札口に進んだ方が少ないんじゃない?というくらい、機回しを狙わんと、わんさか人が集まってきます。

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こういう風景は初めて。鉄路迷を思い浮かべてしまうのは私だけ??

皆さん、釜が好きなんですねぇ。逆にKRL愛好者がいかに少ないことか!!

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機回しに群がる謎のオレンジ軍団!!(このコミュニティーを見るのも初ですね)

釜の付け替えが終わり、反対側へ行くと、今度は。

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こちらはMajalahKaレポーターS氏のファンサークル(?)

私も絡みがありますので、この後記念撮影に加わらせていただきました。

さて、このように2日目ならガラガラだろうという当初の予想は裏切られたわけですが、これはこれはで、普段はありえない非常に賑やかSukabumi駅であり、Sukabumi線運転再開に相応しいムードを激写しまくりで、大いに満喫できた次第です。ここまで鉄道ファンが群がっていながら、終止インドネシア特有のまったりムードだったのもBagus!でした。(初日は例の連中がやりたい放題で酷かったらしいですけどねぇ。)

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編成写真を上げていなかったので上げておきます。発車直前で鉄の皆様は乗車済み。

そして列車は再び15分の遅れでBogorに向けて帰りも全席満席で発車。鉄以外にも、記念乗車で往復している人が結構いた模様。報道でも言われている通り、Sukabumi線の復旧は、本当に沿線住民の悲願だったようですね。来年1月にはCianjurまでの開業も予定されており(Bandungまでの復旧は当分見込みなしとのこと)、さらに利用が増えることが見込まれます。並行道路がさほど整備されていない同区間だけに、鉄道の利点を大いに発揮し、今後益々の発展を望みたいものです。そしていつかBandungまでのレールが復活することを願ってやみません。

おまけ
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Eksektifを連結しているため、Ekonomiでは異例の車内放送付き(CiremeiEkspresも同様の設備を有しているのかな)

 

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コメント

こんばんは〜。毎度のアツいレポートお疲れ様です!
205系のマンガライ入りも目出度いですが、何と言ってもスカブミ線復活による大賑わいぶりをほぼリアルタイムで日本でも目の当たりに出来、誠に喜ばしい限りです♪
列車に手を振る人々……昨年のレバラン輸送前後の日中増発でもそうでしたが、やはりスカブミ線沿線民の皆様が鉄路復活に寄せる思いはひときわ強かったのだろうと思います。彼らを無視できないことが停車駅の多さにもつながっているのかも……ですね。停車駅全てに指定券発券用の端末をちゃんと置いたのであればKAIも大したものだと思います。
そこで質問……スカブミ線の指定券はやはりボゴールまで買いに行かなければならないのでしょうか?
それにしても、ボゴール駅南側の路地裏を走るような区間にいつの間にか駅が出来ているとは……(汗)。

投稿: おっとっと | 2013年11月12日 (火) 20時53分

<おっとっと様

こんばんは。そうですね、プンチャック峠経由の道路は整備が進んでおらず、場合によっては渋滞も激しいようですから、沿線民の鉄道にかける思いは、ことさら強いように思えます。それなのに、車両が足りないという理由だけで、廃止に追いやったKAIもKAIですが、今回、ほぼ全ての駅に停車させたことは評価できると思います。おそらく、停車各駅に発券システムが整備されたものと思われます。でなければ、オンラインで買っても引き換えが出来ませんので。

さて、スカブミ線の指定券ですが、国内全ての指定席発売窓口がある駅で購入可能です。またインドマレット及びオンラインからの予約も可能ですから(ただ日本国内からの動作環境は確認しておりません)、事前に予約して乗車当日に正規券に引き換え(乗車1時間前までに引き換えのこと)ることも可能です。私も、会社近くのインドマレットで予約し、乗車日にコタの窓口で引き換えました。

投稿: パクアン急行 | 2013年11月13日 (水) 01時23分

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