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2013年11月18日 (月)

205系ハエ14・25, Yokoso! TanjungPriok!!(11月16日)

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初めの1両、クハ205-122が夜空に舞い上がる

11月16日夜、205系第二陣を載せ10月25日に新潟港を出港していた貨物船がTanjungPriokに着岸しました。途中寄港が多かったため、第一陣に比べ、1週間ほど日数を要しての到着です。今回は完全に週末にかかったため、20両全てのジャカルタ入りの様子を見届けることが適いましたが、インドネシアらしからぬ、シトシト雨が降り続き、作業も一時中断と、20両にしてはかなりの長期戦となり、身も心もクタクタでした・・・。

もっとも今回は念願の日中走行シーンが展開され、撮影の方もこちらがメインになりましたので、丸半日以上、不眠不休で張り込んだ解がありました♪

仕事を切り上げ、アンコタでTanjungPriokに向かうも、なんだかまだ待ちぼうけしそうな気がしたので、せっかくなので日もどっぶり暮れたTanjungPriok駅構内の赤提灯をウォッチングしながら時間を潰し、頃合を見て港へ向かうこととします。

すると、なんというタイミング!

ちょうど船が入ってきたではありませんか。待ち時間、0分という前代未聞の快挙(爆)

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タグボートに押され、TanjungPriok着岸です。

が、同時に雨が降り出すという・・・。しかもインドネシアらしからぬ、しとしと雨。これって最悪のパターンですよ・・・。なんで月が出ているのに・・・。しかも時間だ経つにつれ、結構降ってきたし。

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というわけで、バルブも絶望的・・・。ダメダメだー。

しかし、前回あれほどの関係者と報道陣にお出迎えされたのが嘘のように静かな港。ほとんどが港湾関係者のみで、KCJからは1名派遣されてきたのみ。

土砂降りならば、作業が中断しますが、この程度なら雨天決行。とりあえず、ジャケット持ってきて良かった・・・。が、順調に進んだ前回に比べ、既このときから歯車は狂っていたようであります・・・

というのも、のっけから船のクレーン(但し205には使用しない隣のもの)が故障し、干渉するとかで、こちらの作業が早速中断。

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おかげでこの状態で5分近く止まるというサービスショットを披露してくれたのですが;;

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ようやく作業が再開されるも雨脚は弱まらず・・・。

さらに、あろうことかいつもは事前に待機している陸送用のトレーラーも、この1台のみで他は未だ到着前。この前の半日待ちに懲りて、入港まで手配しないことになったのでしょうか??雨のなか追いかけるのもなぁ・・・ということでこのまま留まってもよかったのですが、トレーラーが来ない以上、作業は一時中断の可能性も高く、Pasosoへ雨の中追いかけることに。

ちなみにお気づきの方は既にわかっているでしょうが、今回1発目に出てきたのはクハ205。つまり10号車である20F/R。初回とは逆順なのです。

と、いうわけでPasosoでオンレールするときに逆向きに下ろしてゆかないと、編成向きがそろえられないのです。当初はその予定でした。しかしいざPasosoについてみると、やっぱりそれでは作業効率が悪いのか、トレーラーを再度方転し、いつもの順序で、DjokoTingkirに順に連結していくことに。つまり早速編成向きが異なるものが出現してしまいました。まあいつものことですし、だいたい運用に入れば逐一方転してしまうのですから、大きな問題ではないのでしょう。

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一旦このまま玉かけに入る雰囲気だったのですが・・・

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現場の判断により、トレーラーごと方向転換

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雨の中、無事オンレールしたクハ205-122

そしていつもなら、人力でDjikoTingkirに連結させるわけですが、今日はそちらから205に歩み寄ってきました。天気が影響しているのでしょうか。

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到着した9号車

案の定、次のトレーラーはなかなか到着せず、この後20分程して、到着しました。編成が逆向きなので、6扉車はまだまだやってきません。雨はいっこうに止む気配が無いし、既にびしょ濡れだし、どうしようかと思案するにも、なんだか嫌な予感がしましたので、2両目のトレーラーの折り返しに便乗させていただき、港へ戻ることに。Pasosoを出るところで3両目とすれ違ったことから、トレーラーは徐々に増えているようです。

が、埠頭に着いてみると、船のクレーンはすでに格納され、作業員の姿も見えず、どうも休憩モードに入ってしまった模様。ノンストップで働いていた前回は何だったんだ・・・。とはいうものの、Pasosoでイライラして待ちぼうけするよりかは数倍マシで、船の中で雨宿りさせてもらうことにします。雨が止まないものですから、そのまま休憩時間にしてしまったようですね・・・。

待つこと1時間弱。ようやく作業再開となりました。7号車,6号車の順に、号車順どおりに今回は作業が進んでいます。

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ようやく7号車が水切り

ただカメラが雨でだいぶやばいことになっているのか、ピントが全然あわなくなっており、もしや壊れたかと、ヒヤヒヤ;;

今回、ぜっかくお顔が中央向きになっていましたので、実は7号車のつり上げを今か今かと密かに待っていたのであります。6号車の後、しばし間が空いたものの、7号車も無事、水切りされてゆきました。

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せっかくの並びなのに、ピントが全然・・・ あーっ。

そしていよいよクハ204側のご尊顔を拝め、もう1両のつり上げを待って下船することに。

アタマまではまだ4両ありますが、うち2両は6ドアですので、雨に濡れるのも今しばしの辛抱。

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やっぱりネタの6扉車。 最近6扉ナシの編成も新津に送られたそうで。

で、ようやくの1号車・・・。

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ハエ14の最後尾、クハ204-122がPasosoに向け発車。ここまでに要した時間、〆て6時間・・・。

そして依然として雨は降り続き・・・。一体なんなんだ今夜の天気は。従って、これ以上港に居る気もしなくなり、Pasosoへ移動することに。時間も時間ですから、日中の走行の期待も大ですし。

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ハエ14最後のPasosoでの玉かけ。カメラの調子も回復してきました;;

雨のほうもようやく小降りになってきまして、この後の行動はハエ14が何時に発車するかということにかかってきました。先行してJatinegara界隈まで先回りするか否か。

時刻は4時。すぐに発車した場合、5時過ぎ半頃にはManggaraiに到着してしまい、走行は困難。ならば港湾内での日中画像を撮り、ハエ25で走行も撮るというのが安全策と考え、Pasoso待機を選択。あまり出発が遅れれば、朝ラッシュのManggaraiに突入してしまうわけですし。

が、この考えは甘かったようで、発車しないは発車しないは・・・。Pasosoに止まっていた釜はこちらの牽引用ではなく、貨物用とのことで、牽引役のCC201が来たのは5時過ぎ。今日はもうトコトンついてない。

仕様がないので、前々からやろうとは考えて実行していなかった、TanjungPriok駅前の踏み切りでの撮影を慣行。空も明るくなってきたし、何とかいけるのではないかと、思いましたが、これもまた失敗。私の撮影技術では到底適わないといったところで、さらにtrans jakartaバスが来やがって、メトロミニやアンコタの類いとのコラボすら失敗。

とりあえず失敗作を。

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これは酷い・・・。そもそも思っていた以上にこの踏み切りの幅は無く、リベンジしない方が良さそうです。

もうこうなったら苦し紛れで、この先の民家スレスレの併用軌道で後撃ちするも、暗すぎ・・・。あーっ!!もうこうなったらMaggaraiに行って全てを取り返すしかない!!

こんな時間にタクシーが居るような土地柄でもないですから、とりあえず通りがかりのアンコタを捕まえて、(2000ルピアの笑)札束を叩き、コタランスン!!してもらいます。そしたら、飛ばすは飛ばすは。複々線区間で205系と併走;;これは期待できるか!

しかしタクシーではないので、一旦コタを経由せねばならず、大回り。幸いコタの駅前にはタクシーがいますから、白い急行タクシーを捕まえて、ここでもすかさずランスンマンガライ!ぶっ飛ばしてもらいます。が、カーフリーデーというジョコウィの伏兵がいて(ただこの時間帯はギリギリ、スディルマン通が通れた)、大通りの真ん中を、いつもマイカー乗ってる金持ちどもが健康マラソンなんかしてやがる。

それでも何とか、途中から裏道入って、環状線の横の側道に出たりして、だいぶ早くManggaraiに着くことができました。しかし圧倒的に鉄道の方がショートカットしていますから、それでも間に合うか間に合わないかヒヤヒヤものです。1本目はBukitDuri入場と聞いていましたので、この場合早々に入区してしまうわけで、一刻を争うわけです。あとは長距離列車のピークにはまり、Jatinegaraの機回しで時間を食っていることに期待するのみ。

と、205の姿はまだなし!BukitDuriに入ってしまったのではという不安材料もありますが、とりあえず信号さんに尋ねてみると、まだJatinegaraにいるとのこと。おっしゃー!

ご存知の通り、この時間の上りはド逆光なわけで、とにかくこのまま曇っていることを願って、いつものポイントで待機。といっても、BukitDuri入庫だから、どーせ1番線入線で、大逆光。釜も逆エンドになってるし、と間に合ったものの、Jatinegaraに先行しなかったことをひたすら悔やむばかり。この時間のJNG大カーブならド順光だったのに・・・(逆に2本目が午後に及べば、ここが逆光に・・・)。



とりあえず数本の長距離とCommuterで練習するも、逆光に代わりはなく。しかも変な位置に信号ボックスがあるので正直10連は微妙。

しかし!!捨てる神ありゃ拾う神あり!!

なんと、ポイントが切り替わり、7番線に回送電車がまいります、だと??これを205と見ていいのか!?

ただ、これならなんとか側面を狙えるわけで、そそくさと、ポイントを変え、とりあえず構えてみると・・・

えっ?205?

推進運転で来た!

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しかもBogor方から103系接近中。

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Manggarai構内を大横断する205系。曇りのおかげで大成功。

まさかの大どんでん返しでした。手前に6ドアも付いているし、そしてアメロコも順向きのままぶら下がっているわけで。大金(笑)叩いた甲斐がありました;;

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終着地、Manggaraiに到着したハエ14編成。

しかし7番線に入線した上、推進運転ということは、BukitDuriに押し込むというのは考えづらく、どうもこのままManggaraiに入れる模様。ただまだ工場もこの時間では開いていませんから、しばし7番線で留置。つまりこのまま205系Yokoso!撮影会 in MRIと相成りました。いつの間にか地元の鉄道ファンたちもじわじわ集まりだし、電車を待つ一般乗客たちも、見慣れぬ新しい車両にスマホでシャッターを切りまくっていました。

とにかく7番線に入っていますから、様々なYokoso並びが展開させられるのですが、日本人的にはこれが一番アツかったですね。或いはメトロ7000系あたりでしょうけど生憎この時間帯、7000は来ませんでした。さっきの103系は環状線に行ってしまったので、当分戻らず・・・。

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日本国内では縁が薄かった両車ですが、JR同士ということで。

Pasosoからご一緒しているスタッフさんに7/11で朝飯を奢られたりしながら、かれこれ1時間以上、撮影会状態が続きましたが、ようやくManggarai工場の名物スイッチャー、ロッド式のD301ご登場。

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これはこれで濃いぃ連結

この後、一旦TanahAbang方の線路に引き上げ、推進運転でBalaiyasaに押し込められます。と、いうわけでこれは外せない、Manggarai工場への渡り線通過シーンを。

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ヘロッヘロの草生した線路をゆっくり進む205系

脱線はしやしないかと、見ているほうも気が気じゃないのですが、この線路を克服したなら、向かうところ敵なし!?でしょうかねぇ。そしてそのまま、BalaiyasaManggaraiの建屋に取り込まれるのかと思いきや、ゲートが開いているのも関わらず、平然とスルーして、Manggaraiの森の中へ。

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森の中へ消えていった205系

この様子を見ると、あくまでもBukitDuri或いはDepokの空きが出るるまでの一時留置と思われ、今後の改造時には、再度回送が実施されるものと思われます。

さて、時刻はこのとき既に朝8時半。2本目のハエ25の水切り開始から、3時間は経過しているわけで、TanjungPriokに戻るか否か、再選択を迫られました。しかしPasosoの鉄道ファンに聞いてみると、既にあと4両程度しか残っていないとのことで、下手したら、今から戻っても間に合わず、走行も撮れないという最悪の事態にもなりかねず、ちょうどやってきた環状線に乗って、ぐるっと半周、Kemayoranへ。

ハエ14と対照的に、水切りも順調に行われたハエ25はその後の輸送も順調でして、予想通り、10時半前にはKemayoranを通過!!

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DjokoTingkirに牽引され環状線内をゆくハエ25

今回はDjokoTingkirの返却も兼ねて、それがそのまま牽引の任に当たっていますが、とにかく存在感があって、後ろの205系がオマケです。複々線の反対側から撮るという手もあったのですが、このようにKFWに被られましたので、素直にこちら側にいて正解でした。

まあここでのお楽しみは後追いですね。

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後ろから面打ち。この下町感が撮れて、大満足

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ただ、ここで一旦信号停止があると皮算用したわけで、飛び乗れると思ったら大誤算;;せっかくCommetに入場を記録つけておいたのに。

ですので、最後の悪あがき。踏切で、今度は青い翼のタクシーを捕まえて、Manggaraiまで一っ飛びしてもらいます。が、流石に日中。思うように進まない。

最悪、205が見えたら、JNG~MRIの大通りを跨ぐガード下からでもいいやと、半ばあきらめてはいたのですが、以外にも信号待ちの間に列車が通過することもなく、あれよあれよと言う間にManggarai着。急いで改札を潜り抜けると、ちょうど1番線に当駅で特急通過待ちのBekasi行きが入線。これはチャンス!と猛ダッシュ。

頑張って分岐の先まで走りきると、予想通り、止まってました。この時間ではまだまだ逆光ですけどね。

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しかもアウトカーブなのでやっぱりスズメバチがメインに

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まあ後撃ちが出来ればそれでいいのです

十年後の東京は温暖化で、こんな感じで線路際にバナナが生えるでしょうか??

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Manggaraiに到着したハエ25編成

隣の大先輩の東急さんが205系を熱烈歓迎し、二子玉川幕でお出迎えしてました。今回は1番線に入ったことから、BukitDuriに入区であり、すぐに折り返してしまうので、すぐさまポイントに戻ります。

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BukitDuriへ入区するハエ25

案の定、すぐに列車はやってきて、BukitDuriへの渡り線をゆっくりと進んで行きました。Manggaraiへの緑のレールもいいですが、ここのウネウネ間もたまりません。まあこうして、スズメバチと205の編成も、ようやくまとめて撮ることが出来、満腹です。ご馳走様でした。丸々半日以上追っかけっぱなしでしたが、張った甲斐がありました。逆に今日でもう全てやりつくした感。しかし、まだあと130両もあると考えると・・・。戦意がどこまで持つか(笑)

ちなみにこの日は流石に、鉄活動は続行せずに、家に直帰しました。バタンキューです。

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コメント

ご報告お疲れ様です(^-^)今地元で走っていた205達の現状がネットにて確認できてとても嬉しいです(*゚▽゚*)205の胴上げも撮りに行きたいです(^-^)少しお聞きしたいのですがこの205を積んだ船の到着は公式で発表されているのでしょうか?もしよろしければ教えていただくことは可能でしょうか?よろしくお願いします(^O^)

投稿: いのっち | 2013年11月19日 (火) 23時24分

<いのっち様

残念ながら公式発表はありません。あれば誰も苦労しませんし、港で寝て一夜を明かす必要もなくなるのですが・・・。そもそも船のスケジュールほど当てにならないものはありません。入港日時がわかったとしても、港で2・3日待つ覚悟は必要でしょう。

それから汚職撲滅委員会が動いていて、なかなか港湾に入るのも大変ですよ。

投稿: パクアン急行 | 2013年11月20日 (水) 00時51分

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