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2013年11月13日 (水)

205系第一陣、その後

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深夜のJatinegaraに停車中の205系ハエ15編成

早いもので、205系第一陣のインドネシア上陸から1週間以上が経ってしまい、最新ニュース欄でお知らせしている通り、11日には1本目のハエ15がBukitDuriから、さらに翌12日にはManggaraiからハエ11がDepokに配給されました。またBukitDuriに留置されていたハエ7は同じく12日にManggaraiにそれぞれ配給されています。インドネシアンマインドといえども、後がつかえている以上、やるときはやるのです!!

というわけで、だいぶ間が空いてしまいましたが、Pasoso駅でオンレールした205系ハエ15編成のBukitDuriへの輸送劇及び、他編成のその後の状況をご紹介します。

深夜23時を回り、10両全てのオンレールを完了したハエ15編成は連結部のチェックの後、信号が開通するのを待ち、24時過ぎにBukitDuri電車区を目指して、インドネシアの線路を歩み始めました。なお、今回はこの後2本の陸揚げがある上、BukitDuriまでの長丁場のため、DjokoTingkirは入替要員として、Pasosoに残り、釜が牽引の任務に就きました。なおこの前の記事でさらっと触れておりますが、川越車両センター~新津車両製作所間での配給に際して、6扉車サハ204の連結位置が一部変更になりましたが、インドネシア到着後、元の組成に戻されており、BukitDuriまでの配給時、CC203+クハ205+サハ204+サハ204・・・・という順序。当然205系側のブレーキは作動していないわけで、下手すりゃ輪重抜けで脱線するんじゃないかと、ヒヤヒヤしたものですが、機関士の絶妙な手さばきの甲斐あって(?)か、無事、BukitDuri電車区まで走り切ることが出来ました。

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深夜のTanjungPriok駅前を横切る205系。電車もバイクの数に驚いていることでしょう。

是非とも日中、走行を撮りたい区間ですが、そういうわけにもゆかず、今回はやむなく車内からの撮影です。今後、複数回輸送があるのですから、どこかで一度くらいは当たることを信じたいですね。

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ジャカルタで最もカオスなPasoso~TanjungPriok構内への渡り線も車内から。

まあこれはこれはで面白い画になりました。江ノ電も真っ青の路地裏感;;

アホック副知事の浄化政策にもめげずにズンドコズンドコと音楽を流し、営業を続けるTanjungPriok駅構内の赤提灯街をかすめ、そのまま本線へ合流。一旦停止もなく、走ります。

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インドネシア上陸後、最初の旅客駅Ancol駅

複々線区間を快調に飛ばして行き、まもなくAncol駅を通過。列車が来なくなって久しい当駅ですが、相変わらず夜も煌々と灯りが点っています。そしてAncol連絡線に入り、環状線にKemayoranで合流。その後も快調に走り、PasarSenenへ。深夜で、列車の発着もほぼ全て終わり、ひっそりとしたホームへ滑り込み、信号待ちのためしばし停車。新津を出て最初の停車駅はPasarSenenでしたね(笑)

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PasarSenenに停車したハエ15

ほどなくして、信号が開通し、再び夜のJakartaの街をひた走ります。ときおり線路際から、KRLBaru!との声も聞こえ、庶民にも日本から新車がやってくるということは知れ渡っているようですね。そしてお待ちかねのJatinegaraに到着。必ず機関車の付け替えがあるわけですから、そそくさと下りて、バルブ撮影。しかし光源がロクになく、苦労しましたね。なんとかJatinegaraに停車中という証拠写真です。

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駅名看板がなければ、日本国内とも見紛うでしょうね・・・

これも是非日中にもう一度撮影したいところではありますが、冒頭に上げた画像も含め、撮ってみると、夜は夜で不思議な感じがかもし出され、これはこれでアリだと思えましたね。

その後、機関車が機回しをして、こちら側にやってきました。Pasosoで撮れていないので、ここで連結シーンをバッチリ観察させていただきます。といっても、205系側にアダプタをかませているだけで、いたって普通ではありますが。しかし昨年の6000系は全てDjokoTingkirの牽引でしたし、車両故障の牽引も基本的にあれが引っ張りますから、アメロコとの連結シーンはこういうときにしか拝めず、大興奮でした。これがCC204とかだったら、それこそネタでしたが;;

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CC203と連結する205系

203系はフィリピンで毎日のようにアメロコと手を組んでいるわけですが、205系がGE製の釜と手を繋ぐのはおそらく史上初なのでしょうね。

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Manggaraiに向けて、発車を待つ205系配給列車

連結したらすぐ発車ということで、慌てて撮影したらこのザマです・・・。

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駅構内の明かりに照らされる車内。中吊りは撤去されているだけであとはそのまま。

Jatinegaraでスイッチバックし、一路Manggaraiへ。このエリアも、夜になると線路際にテントが出てきて、ズンドコズンドコやっているわけですが、お姉さま方たちが手を振ってくれました(謎)その後大きく右カーブし、見慣れたManggarai駅が見えてきます。埼京線の乗ってManggaraiに来ちゃったよ、と全く不思議な気分です。列車は、このまま折り返し推進運転でBukitDuri電車区に入区しますが、この時間ではタクシーを捕まえるしかないので、KAIのスタッフの皆様にお礼の辞を述べ、ここで失礼させていただくことにします。本当はこの後のハエ7,11の水切り、輸送劇も見逃すわけには行かなかったのですが、翌日は朝から仕事が外せず、鉄道ファンがアップする画像(しかし、スカブミ線試運転の影響でそれも極めて少ないという・・・)を指をくわえて見ているしかありませんでした・・・。

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Manggarai駅2番線に到着したハエ15

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翌日の様子

元Bogor電車区のS様のご好意により、画像を頂きましたのでご紹介します。

ハエ15がPasosoを発車した後も、埠頭~Pasoso間での陸送は途絶えることなく続き、クレーンも順調に動き、とにかく今回はスムーズに作業が進んだとのこと。一気に30両積載したことで、昨年のように車両のほかにも別の輸送品が途中で出てくるということがないのも、一因だったのかもしれません。

さらに鉄板作業時間を効率的に使うため、ハエ15の水切りの後は、船首側のハエ7、5両を先に出し、その後ハエ15の下に眠っていたハエ7、10両を搬出し、その間に今度はハエ7の残り半分を出すべく、鉄板を取り外し、最後のハエ7、5両を出すという手順で作業は進んだ模様です。ですから、下の画像のように、Pasoso駅で、2本の205系が並ぶ光景が見れたそうです。

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Pasoso駅で並ぶハエ11とハエ7  撮影:元BOO電車区のS様

そのような手順で作業が進んだことから、先にハエ11編成がBalaiyasaManggaraiまで機関車牽引で配給(元の予定ではハエ11→7の順序だった)され、最後にDjokoTingkirの返却も兼ねて、同車の牽引でハエ11がBukitDurti電車区へ配給された模様です。全ての作業は昼過ぎには終了してしまったようで、非常に幸先の良い出だしとなったといえるのではないでしょうか。

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Manggarai駅に入線するハエ7 撮影:元BOO電車区 S様

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BalaiyasaManggaraiに取り込まれたハエ11(まだこのときは雑草があったのです)撮影:現地鉄道ファン Kresna様


また、後日、BukitDuri電車区に入る用事が久しぶりにありましたので、ちょっくら撮影してきました。

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ブーケンビリアの花が咲き乱れるBukitDuri電車区に佇む埼京線

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諸先輩方と並ぶハエ15

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宮ハエ in BUD

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ビートステンレスの車体を持つ兄弟車両。方や非冷房VVVF、方や冷房、抵抗制御(界磁添加励磁制御)

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ハエ7は半分ピットに突っ込んだ状態で、一番奥に留置されていました


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逆サイドから。隣は脱車した6271Fの中間車

前述の通り、昨日までにBukitDuriから第一陣の車両は居なくなったことになり、ちょうど良いタイミングでBukitDuriに入ることが出来、ラッキーだったなぁ、と思っているところです。(電車区内は許可を得て撮影)

そして埠頭での水切りから、Manggaraiの輸送と、お世話になり、また貴重な体験をさせていただきましたKCJ,KAIの関係者の方々には改めまして御礼申し上げます。

追伸

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12日、Depokへ配給されるハエ11 撮影:現地鉄道ファン Faris様



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