« ジャカルタモノレール(仮称)先行試作車、モナスに見参! | トップページ | 祝!C-NEWS開設1周年記念第一弾 103系E27編成Bogor電車区にて復活に向け着々準備中! »

2013年6月17日 (月)

週刊マンガライレポートVol.41

Dsc_0016_2
週末のゲート前

この前試運転を行った新6151Fが戻り、最終調整。その隣にはメトロがちらっと顔を覗かせており、6112F又は6126Fといったところ。また右奥の試運転線にはKFWの姿が。まあこれも、屋根から発煙のために長らく入場しているTs1でしょう。

さて、当ブログはまもなく開設1周年。おかげさまで日々多くの皆様に閲覧頂いております。ここまで反響が大きいとは思っておらず、正直驚いております。とにかく日本からの評価・評判が不思議なくらい悪いジャカルタ、特に鉄道なんてものは危なくて外国人が乗れるものではないというくらい(乗ってもいないくせによく言うわ!)ですから、そういうしょうもない風評を少しでも払拭出来ているとしたら、幸いです。今後とも、東南アジア随一のシステムを誇るインドネシアの鉄道にご支援・ご声援よろしくお願いいたします。

ですから、その1周年を祝し、マンガライ工場へ突撃!したかったのは山々(だって今やTMG6000の組み換えとTM6000、2本に改修で何やら施している最中ですし;;)だったのですが、やはり許可が下りず、今週もゲート前からお送りします。

しかし!この週末にはこんなサプライズが。

Dsc_0091_2
Holec、Manggaraiに凱旋!!

INKA社より甲種輸送されて以来、TanjungPriok駅に留置されていた元Holec改め、HolecACがですが、15日にDjokoTingkirに牽引され、Manggaraiに回送されました。なお、この後、Balaiyasaには入らずに、ストックヤードに留置となっています。

Dsc_0128_2
あかべぇ、Manggarai駅に現る

電車運行のないTanjungPriok駅に長らく留置されていましたから、ここにてようやくかつての同僚や、離脱している間に増えた新たな仲間と顔合わせです。

Dsc_0151_2
05-102Fと

今週運用開始したばかりのピカピカな05-102Fと並ぶHolecAC。この編成とは時期的にギリギリのところで、“再会”になるのでしょうか??

Dsc_0244_2
逆光ですが・・・

すぐにJakarta側へ引き上げられ、入れ替え作業が始まりました。

Dsc_0273_2
フリーライダー、ではなくBukitDuriのスタッフさん;;

このままストックヤードに入ってしまうのですが、そこには・・・

Dsc_0046_2
7000と05の姿が

再びメトロの中間予備車もこちらに移動しています。是非とも車番を見たいですが・・・。

Dsc_0363_2
カンポンの住民たちが見慣れぬ車両の登場にわらわらと集まってきます

そしてHolecACもヤードに到着。と、ここで突如スコールが。急遽、HolecACの1号車が開放されることに。おっ、これは車内を通って、メトロに接近できるのではないか、とそんな下心丸出しだったのですが、残念ながら2号車から後ろには行かせないとのこと。残念。

Dsc_0380
その2号車に乗っていたのは運輸省のお役人どもですね、たぶん

何故そんなに見せたくないのか、不思議でなりませんが、とりあえず車内の画像を上げておきます。昨年のINKAに訪問したときの状態と変わりありません。

近々、試運転開始に向けての準備が始まるそうですが、架線のないここに入れられてしまっては、準備もへったくれもなく、おそらくは第二編成がINKAからまもなく発送されるものと思われ、そのためにTanjungPriokに空きを作ったのではないでしょうかね?

続いて、先週の動きをどうぞ。

Dsc_0184
DipoDepokで整備中の05-102F。隣は8618F。(許可を得て撮影)

先に上げましたとおり、試運転後、Depok電車区で整備が行われていた05-102Fがいよいよデビューしました。どうも冷房関係で不調な部分が合ったようで、運用復帰が遅れていたようです。なお出場に際して、05-002側の割れた前面貫通路部分の窓が交換されており、アクリル製になってしまったことから、前面車号がやや見づらくなっています。既報の通り、投石防護網も黒縁化(05系にはこれのほうが似合っています!)。

Dsc_0509
05-102側を先頭に

しかし確認してみると、この通り、投石により若干のひび割れがあった102側も、、002側を交換するついでに、アクリル化されておりました。

先週の土曜日にBekasi電車区に貸し出されていた103系ですが、数日で終了し、再びBogor線の朝夕運用を中心に就いています。なお、このときに方転しており、低運のE21がJakarta側になりました。撮影の際はご注意ください。

Dsc_0718
久しぶりにE22先頭で

Dsc_0738
連結面。かつての広島のE04との併結を髣髴させますねぇ。

103系関連でもう一点。一昨年に発煙して以来、ずっとDepok電車区で野ざらしだったE27編成が13日にBogor電車区へDjokoTingkirに牽引され配給。制御機器に問題があるとのことですが、果たしてBogor電車区で復旧なるか!?

Dsc_0897
Bogor電車区に到着したE27(右奥) しかしRheostaticだらけですな


Dsc_0671
自動放送を搭載した6123F

次にコネタになりますが、6月10日頃よりTM6106F,6115F,6123FでGPSによる自動放送が開始されました。設備投資計画にあった女性専用編成への自動放送装置設置に当たるもので、6107FがRKFから解除されたため、同じ6000系に順次設置することになった(当の6107Fは未設置)ようです。基本的にDjokoVisonのものとシステムは同じですが、前者はKAIの自作であったのに対して、こちらはKCJ技術で搭載していますので、放送内容も全く異なっており、放送は“ピンポーン 駅名”を繰り返すだけの簡素なものになってしまいます。英語放送もありません。笑ってしまうのが、営業休止中の駅も登録されているようで、この前乗ったところ、Manpangの放送が入りました。ちょうどKCJ担当者に会う機会があったので、伝えたところ、本来は鳴らない設定になっているはずだが、稼動させるときにミスをした、とのことでした。しかも乗務員に周知徹底されていないようで、搭載編成であっても、稼動していなかったりと、いつもながらのグダグダぶり。一応、試験運用中で、今後KCJ車全編成に設置し、本格運用を開始するとのことでした。しかし、DjokoVisionはしっかりと、次は~ まもなく~と使い分けているのに、KCJのはなんとも愛想の無いことか・・・。せいぜい乗り換え案内とか入れないとKAI勢に勝てませんよ~とやんわりと伝えておきました、とりあえず;

そして最後にBanten線(Serpong線)中距離列車(EkonomiLocal)冷房化関連のお知らせを。

Dsc_0396
突如出現した、EkonomiLocal冷房化の案内

お知らせ欄に掲載している通り、6月6日から突如、(快速)RangkasJaya号の冷房化(冷改K3)と値上げを実施。しかし従来の約4倍もする運賃に乗客から総スカンを食らい、数日で従来の4000Rpに戻されています。せめて事前告知をすれば、まだあれですが、ある日突然値上げというこのやり方には納得行きませんよねぇ。そして今頃になって、駅貼りの横断幕を出す始末・・・。しかもそこには6月6日より全列車冷房化との文面が o_O;;。当然、全列車賄うほどの改造など進んでいるわけがなく、依然として非冷房車がじゃんじゃん行き交っているBanten線ですから、誤報というのは明白です。まあいずれ冷房化は避けられない道なのでしょうが、公式でこういうガセ情を流すというのは如何なものか?

Dsc_0405

しかも、RangkasJayaのその後のお詫び的な文面には、当面の間“プロモ”期間として4000Rpで発売(いいですか、乗客の皆さん、あくまでもプロモなんですよ。いずれこの会社は15000Rpにする気です)。さらに驚くべきことに、やはりここにも座席定員制の波が及んでおります。さすがに他地区のように通勤列車を定員分しか発券しないとなるとさすがにパニックになるため、特例的に150%まで発券するようです。しかしそれでも従来の乗車率にはとうてい及ばず、混乱を来たしているものと思われます。今後全列車が冷房化されれば、全て定員制になると見られ、相当数の乗客が乗り切れずに、路頭に迷うことになります。値上げはさておいて、通勤列車を座席定員制にするというKAIの神経を疑いたくなりますね。ドル箱の通勤列車で乗車拒否してどうするんですかね?そこまでして、対外的な見てくれを良くして、一体何になるんだか。また最後には編成の組成があり、一部はまだ冷房がないようです。

というわけで、実地で確認。

Serpong線の有名撮影地にとりあえず、線路際を歩いていくと・・・

え?急行Kalimayaが大幅遅延?

いや、違う。食堂車がない。快速BantenEkspresだ。

なんと、BantenEkspresまで冷房化・・・。今まさに、駅にはまだ何の案内も出ていなかっただろうに。果たして値段はおいくらなのか?そしてMerak発着のお決まりである、鈴なりの乗客たちはどこへ行ってしまったのか?

Csc_0893
なんとRangkasJayaに続き、冷房化されてしまったBantenEkspres

いきなりの不意打ちに、目が点になりながらも、ParungPanjangのS字カーブへ進みます。

そしてお目当てのRangkasJayaが通過。窓はやはりピシッと閉められ、これまでデッキに溢れていた乗客たちはどこへやら?? 編成は従来通りの11両編成は変わらずで、うち1両は引き続き行商用の荷物車。しかし荷物車にも冷房の高額な運賃が適用されてしまうのでしょうね。こんなこと続けていたら、ホント日本のように誰も鉄道なんて使わなくなりますよ。

Csc_0758
堂々11両のRangkasJaya。冷房は荷物車以外、全てに付いていました

ちなみにCommuterLineを撮るとこんな感じ

Csc_0888
派手派手な05-104Fが緑の中を行く~

Jona社長が豪語した6月までに全Ekonomiの廃止(→つまるとことの冷房化だったんですな)は期限内に達成することは出来ませんでしたが、長距離Ekonomiの簡易冷改化は既に終了、残るはJakarta及び主要都市近郊に残るLocal列車を残すのみになってきました(KRDの扱いをどうするのかも非常に疑問ですけど、社長はこの存在に気づいていなかったのかな??)。おそらく数ヶ月以内にJakarta口ではBanten線及びBekasi線のEkonomiLocalも冷房化の波に飲み込まれてしまうものと思われます。日本だって、JABOTABEK地区の鉄道整備の一つに低所得者層への輸送手段確保が掲げていたにも関わらず、今や逆にKAIは低所得者層の排除に乗り出しているのです。確かに日本からの冷房車の譲渡はJABOTABEK圏の鉄道整備の中でもエポックメーキングとはなったわけですが、冷房電車に味を占めたKAIがなんだか勝手に一人歩きをしている感じも否めません。2000年代まで自国製非冷房車をじゃんじゃん投入していた会社が、よくも偉そうなことを言うと思いますね。

Csc_0889
何故この列車がインドネシアの恥になるのか。消してしまって果たして何年後に後悔するでしょうかね?

Dsc_0523
そして鉄道趣味者的に一番気になるのはKRD改造客車の去就・・・。自動ドアにしないと、冷房化できないぞ!

|

« ジャカルタモノレール(仮称)先行試作車、モナスに見参! | トップページ | 祝!C-NEWS開設1周年記念第一弾 103系E27編成Bogor電車区にて復活に向け着々準備中! »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

開設一周年おめでとうございます。毎回、ゾクゾク感を味わいながら楽しみにしております。
緑の中を行く05、最高です!どの区間なのでしょうか?

投稿: おがわ | 2013年6月17日 (月) 08時47分

おがわ様

ありがとうございます。そう言って頂けると幸いです。更新する甲斐があります。

05の画像はParungPanjang~Ciyayur間です。ParungPanjangから歩いて10分そこらでしょうか。複線化完成によりバリ順で撮れるようになり、有名撮影地になりました。

投稿: パクアン急行 | 2013年6月18日 (火) 00時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1701705/52064550

この記事へのトラックバック一覧です: 週刊マンガライレポートVol.41:

« ジャカルタモノレール(仮称)先行試作車、モナスに見参! | トップページ | 祝!C-NEWS開設1周年記念第一弾 103系E27編成Bogor電車区にて復活に向け着々準備中! »