« Jakarta Monorail Exhibition始まる その2 | トップページ | MajalahKa社提携、鉄道グッズショップ マンガライ店オープン »

2013年6月27日 (木)

HolecAC終電後試運転(06月26日)

Dsc_0189
Holec、ジャカルタに復活!

26日終電後から翌未明にかけて、先日Manggaraiに回送されていたHolecAC Ts1がManggarai~Tangerang間で試運転を実施しました。なおTanjungPriok留置時にTanjungPriok~PasarSenen間で深夜試運転を行ったとのことで、通算では2回目。なお明日、明後日深夜にも同じく試運転が予定されている模様。

しかし、一番驚いたのがこれ。

Dsc_0065
バシャバシャ撮っていると、なんだ嫌な視線を感じるような?

見慣れたINKAスタッフの他に、何やら紛れています??あぁ、この前のINKAパビリオンの中にあった信号機器メーカー、PT.Renのスタッフが乗っており、やはりHolecには一枚噛んでいるんですね。

ってちょっと待て。K国語が飛び交っている!?

何でK国人がいるんやねん!

そう、まさかのまさかですよ。INKA,Renの他に、Woojinのスタッフが居るではありませんか。

種車はHolecなんだから、てっきりボンバルディアの電装品を再度装備したのかと思ってましたが、なんと、今回、主電動機から冷房まで、全ての電装品を韓国Woojin製に換装・・・。Woojinと言えば、とうにメダン空港線にKRDEを納入しているはずなのに、納期遅れで未だに発送していないあの会社。韓国と言えば全ての車両メーカーがHyundaiRotemに統合されて久しく、そんな中、新たに参入してきたと思われるのがこのWoojin。ですから、これまでの新車製造実績なんかゼロに久しく、まさに安かろう、マズかろうの典型的な会社です。中国のほうがよほどマシ・・・。

しかしINKAも何やっちゃってくれてんですかねぇ。韓国車といえば、かつて約半年で壊れた黒歴史(Hyundaiのことね)があります。また所は変わりますが、一昨年あたりからtrans jakartaに大量投入された韓国車、やっぱりこれもHyundaiですが、続々離脱しています。

INKAスタッフには当然の如く愚痴って置きましたが、やはり何事も安さには替えられないようで・・・。とはいうものの品質の方はどうなの?と尋ねれば、口をそろえて、問題だらけだよね~(笑)と・・・。これでいいのか。せっかく近畿車輛やら日本車両に数年単位で研修に行き、腕を磨いてきたスタッフもそこそこ居るというのに、これでは勿体無さ過ぎます。日本製品が高いというのはまあわかりますが、安モノ買いの銭失いするくらいなら、絶対に日本の電装品付けた方がお得なのは間違いありません。その辺をもう少しメーカーさんにも頑張ってもらって、日本製品を売り込んでもらいたいなぁ、と思います。INKAスタッフはせっかく日本語を勉強したのに、日本人が来てくれないと嘆いておりました。スタッフの言うことは全くその通りだと思いますね。

しかしWoojinがジャカルタにまで侵攻してくるとは・・・。TanjungPriok時にもっとしっかり機器を見ておけばよかった。

Dsc_0105
しっかり床下にはWoojinの文字が!

23時にパン上げして、それからセットアップをしていくわけですが、TMSの電装が上手くいかないだの、SIVがおかしいだので散々すったもんだして、出発は1時過ぎ。かつてのHolecとは思えぬほど、下品なメロディー(最初は良いが、高速域に入るにつれて釣りかけみたいなヤバイ音が・・・)を奏でて、Tangerangへ。とりあえず順調に走り切ったのもつかの間、折り返し時にまたトラブル。挙句の果てに戸閉出来なくなった・・・。どうも1号車のTMSが調子悪いみたいでしたが。

Dsc_0169
予期せぬトラブルの続発で、てんやわんやのWoojinスタッフ

Dsc_0156
そんな人たちをよそ目に、INKAの皆様と撮影タイム KFW&Holecの並び!

Dsc_0158
3号車には様々な測定機器が。良好な結果は得られたのでしょうか??

Dsc_0167
TMS画面。7号車に異常あり?

とにかくも、一度失敗しているHolecだけあって、次の失敗は許されぬでしょう。しかしながら今日の状況を見ていると不安です。不具合部分はしっかり原因を究明していただいて、運用開始後にぶっ壊れることのないよう、お願いしたいものですね。

なお、第二編成は近々、ジャカルタに向けて発送の模様ですが、第三編成は今しばらくかかるようです。

それからついでに、モナスのJakarta Mnorail ExihbitionのINKAブースは来月7日までとのことです。しかしモノレールの方もなかなか苦労されているみたいですねぇ。

|

« Jakarta Monorail Exhibition始まる その2 | トップページ | MajalahKa社提携、鉄道グッズショップ マンガライ店オープン »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

>韓国車といえば、かつて半年で故障した黒歴史
これは、Holec、日立の様に架線電圧が不安定でVVVF制御機器が故障したのでしようか。ならば韓国現代製車が欠陥電車な訳ではないでしょう。
しかし、メダン空港線気動車が納期が遅れて、ジャカルタの電車に納入した電気機器は故障頻発。二度とこの会社に発注するのは止めるべきです。

投稿: いずみ中央 | 2013年6月27日 (木) 18時13分

こんばんは〜。深夜の試運転突撃レポート本当にお疲れさまです!
精悍な表情に変わって期待のHolec AC、ついに本格試運転!ということでワクワクしながら記事を読み進めたところ……折角正式営業運転にこぎつけたKFWもあるというのに、KFWと同じシステムを採用したのではなく、まさかまさかの宇進産電ということでのけぞりました (滝汗)。

宇進産電の電装品は、既に西船junctionどっと混む様でも専門の視点から詳しく紹介されております通り、東芝からライセンスを受けて製造されてきた実績がそこそこあり、そういう点では日本と完全に無関係であるというわけではない……のかも知れません。そして、西船様にアップされている走行音を聴いても、あるいはソウルで実際に乗っても、かなり野太い音ながらも順調に走る車両はちゃんと走ると思うのですが、やはりHolecの「車体はボロボロでもVVVFはお上品」というノリを記憶している者にとっては、音がヘロくなったというのは少々残念ですね (汗)。

しかしK国製の最大の問題は、とにかく激安な落札価格で売りつけて納車したあとはロクなメンテナンスをしないという「定評」にあるわけで、ジャカルタにおける現代VVVFの信じがたいほどの早期離脱は、台湾が現代・大宇→ロテムから90年代に大量に車両を購入したあと地獄の苦しみを味わった例、あるいは最近のウクライナのロテム製最新電車の故障三昧 (ようつべに日本人の解説で動画あり) などと全く同じ理由=サービス精神のなさにあるのではないかと思うわけです。ここらへんの、アフターケアーやメンテナンスを含めた日本製品の総合的なコストパフォーマンスの良さを、K国製品が引き起こした事例との具体的な比較を盛り込みつつ上手く売り込むテクニックを、是非日本のビジネスマンの皆様にも発揮して頂きたいものですが……(汗

長文大変失礼いたしました m(_ _)m 引き続きHolec AC情報も大いに楽しみにしております!

投稿: | 2013年6月27日 (木) 23時04分

<いずみ中央様

まあ根本的なジャカルタでの原因は架線電圧から来ているのでしょうけど、それにしても1年足らずで離脱というのはちょっと・・・。Holecも当初は申し越しマシに動いていたはずです。既に台鉄ではあまりの車両の酷さから、韓国勢入札禁止となっており、韓国製の特に海外向け車両は相当手を抜いているものと思われます。2年走れば上等という考えのお国が作る車両ですからねぇ。その点で韓国車は中国以下だと思っております。

もうWoojin製を買ってしまったからには、これを教訓として台湾同様、出禁が下されることを願いたいですね。

投稿: パクアン急行 | 2013年6月28日 (金) 12時26分

<おっとっと様

ご教示ありがとうございます。宇進は電装品メーカーとして、以前から存在していたわけなんですね!

しかしせっかくKFWの実績があるのに、何故毎度のボンバルディアを使わなかったの?というのが正直なところです。INKAにべったりなボンバルディアが今回受注しなかったことを考えればWoojinは相当な安値で請け負ったのではないかと予想が付きます。当然、運用入ったら、アフターケアのへったくれもないのでしょうね・・・。まずは運用開始までの長~い地獄の日々を彼らには味わってもらうことです!

投稿: パクアン急行 | 2013年6月28日 (金) 12時33分

こんばんは。

韓国と言えば、既におっとっと様が挙げている台湾やウクライナ以外でもアメリカで2階建て通勤電車の発注を請け負いながら期限から1年6ヶ月も過ぎても納入出来ずMBTAの役員がカンカンに怒って現代ロテムに乗り込んだこともありましたねぇ。ベトナムにもソウルメトロの中古電車が売却されていますが、こちらも散々な評判らしいですし…。

如何に価格が安いとはいえ、ちょっと調べれば韓国製鉄道車両の散々な評判はいくらでも出て来るのですが、こうしたことは導入に当たって調査しないのかと何時も不思議です。まぁ、せいぜい苦労して出入り禁止になることを期待するばかりですね。

投稿: 野津田車庫 | 2013年6月28日 (金) 18時14分

<野津田車庫様

そうですね。あと東南アジア忘れてはならないのがフィリピン。PNR向けのDMUなんて安物買いの銭失いの象徴ですよね。新車で投入された車両がキハ52や203系に活躍の舞台を取って代わられているとは如何なものか??高架鉄道のLRT車両も韓国車に限って、最悪の稼働状況のようですし。

インドネシアも入札に制限をかければいいのですが、今のところとにかく安く済ませたいというのが、おそらく運輸省内の考えなのでしょう。盛大に開業させておいて車両故障が起因して知らぬ間に廃線なんていうのはザラにありますから、とりあえず最初だけあれば良い。あとは知らないというのが、鉄道軽視のお役人の言い分なのではないでしょうか。

投稿: パクアン急行 | 2013年6月29日 (土) 00時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1701705/52197568

この記事へのトラックバック一覧です: HolecAC終電後試運転(06月26日):

« Jakarta Monorail Exhibition始まる その2 | トップページ | MajalahKa社提携、鉄道グッズショップ マンガライ店オープン »