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2013年1月16日 (水)

Cinaの乱再び+スマトラ向けKRD試運転(1月14日)

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Bogor線PondokCina駅で先日、主たる利用者であるUIの学生が立ち上がりましたが、今度は同駅にて商店主が蜂起しました。強制撤去を不服としたBogor線沿線の主人たちが利用者も巻き込み、線路を封鎖。そのため、12時30分頃から17時30分頃まで、約5時間に渡り、Bogor線は一駅手前で渡り線のある、UI駅で折り返し運転(UI~JakartaKota方面)を行いました。なお画像はいつもお世話になっているFaris様より提供を受けております。Terimakasih.

考えてみて下さい。おそらく駅開業時から、テナント料を払っきて、ずっとこれを生活の糧としてきたにもかかわらず、それがある日突然打ち壊しにあったら、商店主は怒るのも当然でしょう。

昨年末は賃上げ交渉絡みのデモが頻発しており、かなり拡大していましたので、おそらく日本でもいくつかは報道されていることと存じます。そんな中、このような事象が発生すると、やはりインドネシアは危ないだとか、野蛮だとか思われる方がいるでしょうが、それは大きな誤解です。何故日本からのインドネシアの評判があそこまで悪いのかが不思議でなりません。在住の方なら口をそろえて言うでしょう、インドネシアは平和だと。

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UIで折り返す8607F

Duriの線路市場が撤去されて久しいですが、あちらではこのようなデモは発生していません。何故なら、あれは明らかなる不法占拠だったから。文句を言っているのは鉄道ファンだけです(笑)。同様にして、TanjungPriok線のスクオッターを一掃したときにも、混乱は起きなかったはずです。線路際の住民もそれくらいの道理はわきまえているのです。

ですから、今回の暴動。露天商(※じゃか新表記に則ると、店舗を持っていても、それが簡易な物である場合は露天商扱いらしい)が勝手に暴れていると捉えるのは大きな間違いです。逆に線路市場を撤去されても、何も文句を言わない人たちが、ここまで行動を起こすということはBogor線沿線の露天商組合の怒りは本当に頂点へ達していることを意味しているのです。

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私のインドネシア語力が、もう少しあれば、彼らと共に、ポスター作って、団結鉢巻を巻いて参戦したいのが山々なのですが、何も出来ないのが歯がゆいばかりです。しかも今回仕事を抜け出すことが出来ず、指をくわえて見ているしかありませんでした・・・。次回は休日にやりましょう!KREの同士たち!!

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私が一番利用する某駅のお店も先週末打ち壊されました。そして始発から開いていたこれら売店に変わり、やってきたコンビ二(Alfa mart)は9時ごろまで開かず、マジ使えねぇ・・・。

さて、KAI新社長就任以降のサービス改悪の連続に、利用者フォーラムKRLmania.comも再三鉄道会社側に申し入れを入れているようですが、ここのところは今や全く聞く耳を持たなくなったようです。以前だったら、何かアクションを起こすときには必ずKRLmani.comとの話し合いが行われ、また定期的に情報交換の場が設けられておりました。しかしながら利用者と鉄道会社とが非常に良好な関係が保たれていたのも、今や昔語りになってしまったようで、残念な限りです。鉄道ファンを見ていても、鉄道は好きだが、KAI/KCJは嫌いという人が最近非常に多くなっています(日本と同じですね;;)。

ただでさえ、輸送量が減少しているこの状況下で、乗客を無視した施策を打ち続けたらどうなるか。まあそんなこと言ったって、お上の給料は変わらないのだから、気にもしていないのでしょうね。とにかくも連中が気にしているのは、汚いものを隠すこと、それだけなのです。

とまぁ、こんな状況が続いているのですが、前にも書きましたとおり、平和です(安全の保証は致しません)。これで渡航を躊躇している方がおられるのでしたら、是非お越し下さい。その目で現実を確かめて下さい。

そうそう、昨日は時を同じくして、Medanの空港新線向けKRD第二編成の試運転が再び実施されました。

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復路に向けて、UI手前で点検中

今回試運転されたのはK1 3 87 01,K1 3 82 03, NW 82 243,K1 3 80 02の4両で、何故か中間に4両目のDjokoTingkirがお目見えし、連結されました。いずれも、まだ冷房装置は搭載されていない模様です。それどころか、ヘッドライトも入っておらず、マスキング用の新聞紙もついたままで、とりあえず走らせられるところまでは来たという感じです。しかも空港向けに残る1両(K1 3 80 01かな?)はどうしたのでしょう??本来なら1月15日には空港線開業とのことですが・・・。

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真ん中に入っていた新しいNR。“あの顔”は引き継がれました。

ちなみに従来のDjokoTingkirですが、第一編成(NW 87 01,NW 87 02)は車両故障の為、運行不能になっています。ですから今回の1両は、3両目のNR-82201と組んで、使用されると思われます。まさかこいつらまでMedan送りってことはないですよね??

なお、線路封鎖の影響でこの試運転もUIで運転打ち切りとなるという異例の事態になりました。

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コメント

こんばんは〜。嗚呼……ついにこういう事態になってしまったのですね。
確かに、駅構内の小店舗は不法占拠営業ではなく、長年KAIにテラ銭を払って鉄道当局・利用者と共存共栄してきたわけですから、補償金がろくになく即時追い出しというC国地方幹部と同じようなやり方で追い出されれば、今やスハルト時代ではなく自由で民主的なインドネシアのこと、団結して当然でしょうね……。UIの学生さんも最も身近かつ有能な利用客としてKCJの不義に怒りを示しているようで、毎年1回訪問して移り変わりを眺めて来た者としても、今後の展開は注目しまくりです!
ただ、外国人が政治的な示威行動に加わりますとビザがヤバくなってしまうかも知れませんのでお気をつけを! (^^;
それにしても、封鎖場所としてポンドック・チナを選んだというのは、なかなかセンスが効いていると思います。ジャカルタ側はUI折り返しが簡単に可能ですし (渡り線通過シーン撮りたい! ^^;)、デポック〜ボゴール間も運行可能、UI駅は真横に大通りがあって代行バス (?) のアクセス最高……と、一般利用客への被害は考えられる限り最小限 (?) ですので……。

投稿: おっとっと | 2013年1月16日 (水) 21時10分

>おっとっと様

Selamat malam.はい、来たるべくして来たか!という感じです。まあこの程度のものなら、別に構いませんが、くれぐれも現場スタッフや車両に危害が及ぶことのないよう願いたいものです。そういえばビザのことをすっかり忘れておりました。確かにあまり動くと、ヤバイかもしれませんね(汗;;

さて、何故PondokCinaが選ばれたかは私も不思議でなりません。前例もここで起きましたので、それに準じたのでしょうが、構内商店の規模も隣のUIの方が大きかったですし、なぜこちらに選定したのかは非常に興味深いものです。仰る通り、PondokCinaは線路を封鎖するのに絶好の(?)駅であり、被害は最小限に抑えられます。事前にKAいの現場スタッフからも何かしらの根回しがあったか、あるいはUIの学生さんの中に鉄道ファンが紛れていたのかもしれませんね(笑)。

投稿: パクアン急行 | 2013年1月17日 (木) 00時25分

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