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2012年12月28日 (金)

スマトラ向け、KRD AC試運転実施(12月26日)

Dsc_0200jp
Depok電車区に一旦引き上げたKRD AC。

かねてより、BalaiyasaManggaraiにて極秘改造工事が実施されていたメダン空港線向けの日本製KRD(俗にいうMCW302系)が出場、Manggarai~Depok間で試運転を実施しました。

※試運転画像及び車両情報はPT.RailLink社様からの頂き物です。

今回、ジャワからスマトラへ供出されるのは以下の8両で、今回の改造に際して冷房化、2扉化が実施されています。なおこれら車両は従来スカブミ線や、スラバヤ地区でのCommuter列車で運用されていた車両で、当然転出元では車両不足が発生しており、先日は車両故障でスカブミ線が全面運休、またリンクを頂いている落花生。様のブログhttp://chikyu-ko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-c24b.html によりますと、スラバヤ地区でもCommuterの減便が行われていたようです。

K1 3 82 01(KD2-82203 THB)・K1 3 82 02(KD2-82209 THB)・K1 3 82 03 (KD2-82210 THB)・K1 3 82 04 (KD2-82217 THB)・K1 3 87 01(KD2-87207 THB)・K1 3 80 01(KD3-80203 YK)・K1 3 80 02 (KD3-80205 SBI)・K1 3 82 05(KD3-82214 SMC)

カッコ内は改造前の旧車番と旧所属

Image258
BalaiyasaManggaraiで改造中の風景

このうち、今回試運転を実施したのはK1 3 82 02, K1 3 82 05, K1 3 80 02, K1 3 82 04の4両。これまでこの手のリニューアル車というと、ブミグリスやDjokoTingkirがいい例ですが、あのようにバス部品を流用した威圧的なヘッドライトが追加されるのが通例でしたが、今回、ある意味で垢抜けた顔になってしまいました・・・。慣れとは不思議なもので初めてバスライトを見たときにはなんじゃありゃと思ったものですが、今や逆にこういう日本的な顔で出てこられると、違和感を感じてしまいます。海外からのお客様に是非とも睨みを利かせてもらいたかったのですが。また前述の通り、今回の改造で冷房が搭載、そしてしっかり固定窓化し、側面はまるでINKA威製のKRDIのようないでたちとなっております。また車内は回転式クロスシートで、先にMedanに渡っているKRDE HOLECよりもスペック共にデラックスな仕上がりとなっています。タネ車が全車片運転台なため、一見2+2に見えますが、4両で1組のようで、  K1 82 04に冷房用の発電機を搭載(床下がいっぱいなので、発電室を設置)しているようです。

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Manggarai構内で出発準備中。北海道にこんな色した特急車がいましたね;;

ここのところ相次いでいるジャワからのスマトラ転属。そこまでしてまたまたメダンに車両を持っていくのか!という気もしますが、国家プロジェクトの前に市民生活は犠牲になる運命なのです。まあ全ては韓国の某メーカーからのKRD4編成の納期が遅れていることに起因するのですが。ですから、それらが導入された暁には、HolecACを含めて、ジャワに戻るとのことですが、果たしていつになることやら。だいたい韓国製のバッタもん気動車がしっかり稼動するとも思えませんし。

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どうなる!?ブミグリス号。この画像の先頭車はKD2-82203でした・・・。

なお、車両不足に陥っているスカブミ線のブミグリス号は噂によると近々(1月から??)客レかされるとか。そして余った分はスラバヤあたりに戻すのではないかと思われます。

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日本製DCの非更新車は、まさに日本車!いうアコモデーションを誇っていましたが。

全く、はた迷惑な、一連の転出騒動ですが、これで日本製K3車の冷房化が実現可能ということが証明されたのも事実。この技術を元に、是非ともK3電車の冷房化もやってもらいたいものですね。そして現在建設中のスカルノハッタ空港線、日本勢が落札(そもそも入札やっているんだろうか?)出来ますように、願いたいものです。

末尾ながら、画像・情報を開示していただきましたPT.Rail Link社様には厚く御礼申し上げます。

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コメント

パクアン急行さま、
これがあのドラえもんですか!立派になりましたねえ。KRDE-ACというか、Ekonomi-ACの新車のような雰囲気。部品は共用してるんでしょうね。確かに前から見ると北海道のキハ183系500番台(でしたっけ)のような雰囲気も漂っています。
ところでクアラナム空港新線は、1月15日開業説を耳にしましたが、今から試運転して、船に乗せてメダンに運んで、間に合うんですかね? いずれにしても開業が楽しみです。

投稿: 落花生。 | 2012年12月29日 (土) 00時57分

<落花生。様

コメントありがとうございます。はい、一部車両はあのドラえもんから改造されているようです。確かにEkonomiACの新製客車にも似ていますね。そしてやはり北海道的な雰囲気を感じますよね。うろ覚えですが、平面顔のは500番台だったと思います。

さて、残りの4両は未だBalaiyasaManggaraiで改造中のようで、どう考えても開業に間に合うようには思えません・・・。既に元KaligansaEkspresのKRDEが2本渡っていますので、当面は2運用2編成の綱渡り状態が続くのではないでしょうか。

投稿: パクアン急行 | 2012年12月29日 (土) 02時04分

こんばんは〜。師走もついに大晦日となり、紅白歌合戦を見ながら久しぶりにコメントさせて頂きます〜。
この「ドラえもん」、なかなか格好良く仕上がっていますね!! 窓も一段小窓に改造され、エコノミAC客車のような雰囲気も感じられます。
当面は、K国らしい振り回しっぷりのためにメダン送りになるようですが、再びジャワ島に戻ってきた後の活躍も楽しみですね〜。
と申しますか……現代製の電車がすぐに壊れたことを、空港鉄道車両入札の前にしっかりと思い出してくれよインドネシア、と私も思いますね〜。台湾と同じく、K国は車両の応札禁止というくらいでも良くないか……?と。
スカブミ線が客レになるというのは、安定運行という点でも、旅情という点でもプラスなのではないかと思いますが、「アルゴ・パラヒャンガン」の減車で余っている (?) 2等客車が使用されないものかと期待しているところです。
エコノミ電車の冷房化と延命……とくにステンレス車は十分有り得ますね! そうなったら嬉しくて夜も眠れません (笑)。

何はともあれ、来年も旬で充実したレポートを期待しております。良い新年をお迎え下さい m(_ _)m

投稿: おっとっと | 2012年12月31日 (月) 22時18分

こんばんは。日本は残すところ2012年もあと15分ばかしですね。折りしも、こちらもちょうど紅白見ながら、ブログを打っているところでした。当地はまだあと2時間ほどありますが、至る所で花火が打ちあがり、ようやく年の瀬を感じております。しかしブログを更新しようと思ったところ、あけおめメール対策なのか、日本のサーバーが軒並み重くなっており、今年最後の更新は果たして出来るのか、新年に持ち越しなのか、といったところです。

そうですねぇ。スカルノハッタ空港線に韓国車が来ないことを願うばかりです。最近韓国資本がジャカルタでも台頭しておりますが、これだけは阻止しないと。1年で運行停止なんて洒落になりませんから。

またスカブミ線ですが、こちらはこちらで車両手配が着かないようで、当分の間運行休止が続くようです・・・。

ここのところ、撮影環境が非常に悪くなっておりますが、2013年もジャカルタの鉄道の最新動向を極力お伝えしていきますので、こちらこそよろしくお願いします。それでは良いお年を。

投稿: パクアン急行 | 2013年1月 1日 (火) 00時10分

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