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2012年11月 8日 (木)

COMMET発売再開

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デザインがカッコ良過ぎるCOMMET

リンク先の回送電車様で既に紹介されている通り、IC乗車券、COMMETが11月1日より発売再開となった。今回の発売数は5000枚。

かれこれ2~3年以上前から進んでいた乗車券のIC化計画。自動改札機のみ先行的に設置され、長らく雨ざらし状態が続いていましたが、昨年12月、ダイヤ改正に合わせ突如定期券限定で発売開始。しかしその改札機がまともに作動するわけが無く、せっかくのIC乗車券も宝の持ち腐れ状態でのスタートになったもの記憶に新しいところ。また従来発売されていた普通定期券はその前月、11月分を持って発売が終了。ですから定期券利用者は皆、COMMETに移行するはず、であったのですが、発売開始早々に在庫切れ、というトホホな結果に(まともな統計データってものがこの国には無いんですかね??)。しかしKCJ側は普通定期券の発売開始は無いと強気の姿勢を崩さずに、乗客からのクレームが殺到しました。おそらくこのとき、いくらかは鉄道利用から離れていったのではないでしょうか。

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2009年頃、関係者向けに配布されていたCOMMETのパンフレット
いかにも便利そうに書かれていますが・・・。

本来でしたら、普通乗車券も全てCOMMET化するというこれまた野心的な計画を依然KCJ担当者から伺いましたが、当然そんなの無理なお話。KCJのやることですから当然在庫が底が尽きる(かつてKAI DIVISI JABOTABEK時代にTangerang線だかで先行的に行われたIC乗車券システムも在庫が底を突き数日で紙に戻るなんてことがあったはず・・・)であろうことは予想が付き、結局定期券ですら足りなくなったというわけ。またそれ以前に、当時は3種別あった運賃をどのように差っぴくのかも、大いに疑問であり、一応車内検札時にチェッカーで引き落とすと仰っておりました(IC化しても検札するのではメリットないじゃん;;)が、駅の改札が稼動していない以上、乗車区間は申告制??そして車内検察の無いEkonomiはタダ乗りを奨励するようなものだなぁ・・・・、と当時はどうなることやらと思っていたものでした。トランスジャカルタでさえ、2010年頃を最後に自動改札による乗車券回収システムは姿を消し、紙っぺらに戻っていることを考えれば、ましてやこの国の鉄道のこと、時期尚早というのが明らかです。アナログが一番ってこと。

ですから、私もCOMMETはこのまま自然消滅していき、運賃収入をアップさせたいKCJはもはや定期券も売らないのだろうと思っていた矢先、まさかの発売再開。

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10月最後の日曜日には何も案内が出ていなかったのですが、先日の6133Fの陸揚げの帰り、最寄駅の窓口を覗くと、COMMET発売開始とのポスターが・・・。こりゃ買うっきゃないと、その場で購入してしまった次第。本当に在庫があるのか半信半疑で窓口を訪ねると、Adaということでしたので、40万ルピアをドカっと窓口に叩きつけ、晴れてCOMMETゲットしました。デポジットは20000ルピアです。設定区間は上記画像の通りで、Jakarta側の発着駅は環状線内となっています(●●→山手線内みたいでいいですね)。また学生用は従来の普通定期券を踏襲し、路線指定が無く、事実上のJABOTABEK管内全線パスとなっています。

なお購入の際にはインドネシア国籍者は住民カードと写真のコピー、日本人でしたらパスポートと写真のコピーが必要です。写真は返却されませんので悪しからず。ただKCJスタッフは一応、私のビザの部分も確認しておりましたので、もしかしたら就労ビザないしそれに順ずるものが無いと発売されない可能性がありますので、ご注意下さい。また駅によってはやたら詳細(住所、職業等々)に書き込ませる申し込み用紙(当然全てインドネシア語です)を用意しているところもありますので、こちらにも注意が必要です。

さて、せっかくゲットしたのですから色々試してみました。まず生きている改札機はあるのか。これは意外にもいくつかはまだ生きておりました。ディスプレイにもしっかり、有効期限が表示され、どうぞ入場下さいと文字が。しかし駅のセキュリティーは通常そちらには誘導せず、見せるだけ。海老風雷様と改札機で遊んでいたら笑われてしまいました。しかし如何せん反応速度が遅すぎる・・・。タッチ1秒どころではない、タッチ3秒・・・。いらちな日本人には無理ですわ(笑)。それでいて各改札口、自動改札機は1台かそこらですから、仮に全て作動していたとしても、もし通勤者が全てCOMMETに乗り換えたら、朝の改札は大パニックだったでしょうね;;またストアードフェアシステムは入っていないようで、入場記録が無くても出場できますし、同じ駅で入って、出ることも可能。ですから近年増えた上下線で改札が分離されている駅においての列車撮影時には重宝しそう。セキュリティーがなんだコイツという目で見てくるでしょうけど。

そして車内検札。当然、チェッカーなんか使いません。セキュリティーに見せるだけ。券面に区間や有効期限が書いていないけど、これで平気なのか!?特に有効期限が印字されていないのは自動改札が機能しない今、致命的では!?

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今はIC化なんてカコつけたことする以前にやるべきことがあるでしょう・・・。

こう考えてみても、やはりこの一連の設備の整備は、本当に余計な投資に終わったという感じですね。一体これにいくらかけたのでしょうか。おそらくHolecに次ぐ、無駄になってしまったのではないかと思います。まさか裏で日本企業が絡んでいた、なんてことはないですよね??もしそんなことあったら、その企業恨みたくなりますね・・・。

まあとりあえず次なる注目は来月の更新時ですね。リライト機能なんてものはありませんが、チャージ機能だけは付いているそうですので、同じ券を来月も使いまわせるはず、です。これで新しいカードが配布されたら笑ってしまいますね。そもそもあの有人窓口でチャージなんてもんが出来るのか!?それとも更新などしなくてもそのまま使えてしまうのか!?乞うご期待!

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