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2012年10月 3日 (水)

6107F、オール女性専用車としてデビュー(10月01日)

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既報の通り、10月1日より世界初?の女性専用列車の運行を開始、またCommuterLineの一律2000Rp.値上げか実施されました。一応知る限りでは目だった混乱は無かった模様です。散々物議を醸している女性専用車はさておき、運賃値上げが乗客団体等に阻止されることなく、スムーズにいくようになったあたりは、まあ評価出来るのではないでしょうか。以前だったら、3度目の正直くらいでようやく値上げなんてこともしばしばでしたから、KCJ,並びにKAIの施策が利用者に受け入れられるようになった(のかなぁ??)のかもしれません。もっとも単に近年の物価上昇が反映されて利用者の所得が上がっただけ、という考え方も出来ますが、いずれにしても、ようやく鉄道会社と利用者のあるべき関係が構築され始めたということでしょう。まあこれが行き過ぎると、今の日本のようなことになってしまうのでしょうけどね・・・。


というわけで、早速今朝出勤前にManggaraiへウォッチングしてまいりました。女性専用列車の時刻は以前こちらでも紹介した通りですが、ジャカルタの朝ラッシュピークは日本よりも約1時間ほど早いと思われ(駅からの2次アクセスの悪さに起因?)、Manggarai着7:30頃から8時過ぎと思われます。つまりこの女性専用列車、まさにラッシュのど真ん中に入ってくるんですよね。さぁどうなるか。

もちろん今回の列車はLaki Lakiが乗れないだけで本数としては純増ですので、せっかく導入した車両の使い道云々は抜きにして話を進めます。それを議論しだすとキリがないと思いますので。あくまでも基本は朝のManggraiウォッチングです。一応予備知識として書いておきますが、ジャカルタの鉄道利用者は女性及び子ども(子どもはラッシュ時には見かけませんが)の比率が日本に比べて圧倒的に高く、従来の8両中2両がKKWとしても混雑の均整はおおよそ取れているのでは?というのが私の見解です。少なくとも日本の某線のように一定の駅を過ぎると、KKWがすっかすかになるなんてことはありませんので;;

ちなみに最ピーク時間帯にManggarai駅を発着する電車は以下の通り。背景青はBekasi発、ピンクが女性専用便です。
Photo

では順に見て行きましょう。私は最寄から435レ(1本前の環状線直通Jatinegara行きは乗れそうもなかったので見送り)で、Manggaraiに出勤。当然混雑は激しく、日本でいうところの「新聞を読むのがきつい」程(読めなくはないと思います)の混雑率。それでもドアが半開きで走ることも無く、市内入り口であるCawanとTebetで通勤者をやや吐き出して、Manggarai着。なお、今朝は全列車恐ろしいほどの定時運転でした。当然現地基準ですから、数分は遅れますが、Manggarai手前での抑止もほとんど発生せず、構内での時間調整もほぼなし。何らかの理由により、この時間帯に上って来る長距離列車が少なかったのではないかという気もしないでもありませんが、サンプルを取るには好都合でした。客レが無いとこんなにスムーズに行くんですねぇ・・・。

Manggaraiに降り立つと、折り返し環状線TanahAbang行きのFeederLineも入線。当然最近余り気味の6連車が充当されていますが、今日はTMG6126F。低床ホームは新都心Sudirman方面へ向かう乗客で溢れています。そしてほぼ時刻表通りの間隔で続々やってくるCommuterLine。半開きドアも無く、非常に順調に流れています。Feeder6連はそれらからの乗り換え客を受け、あっという間に満タンです。時刻表上は後続の直通Jatinegara行きと近接しており、なんじゃこりゃと思われるかもしれませんが、このFeederがあるか無いかでは実は大違いなんですね。

さて、いよいよ注目の時間です。まずは女性専用列車の露払いとなるEkonomi815レが到着。当然のことながらこれは山盛りです。ただいつものことなので、別に問題ありません。

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沿線で撮っているとわかりませんが、Ekonomiを利用するWanitaも結構いるんですよね。ですから、もしEkonomiから高い運賃払っても女性専用列車に切り替える人がいるとしたら、若干前後のEkonomiの混雑は緩和されたのかもしれません。

そしていよいよ、お待ちかねの6107Fがやってきました。この先行Ekonomiが発車する寸前でしたので、5番線へダッシュ。なんとか間に合いました。で、ドアが開くと・・・。

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ジルバブ姿のIbuやPerempuanたちがどどっと雪崩出てくるではありませんか。いや、これはこれで圧巻ですよ・・・。さすがに一般列車の混雑の比ではないでしょうが、「新聞がなんとか読める」程度の混雑であったのではないかと思います。まだ赤信号でしたので、4番線に回り込み、ささっと撮影。まあこれだけ下車がありましたから、この先、そこそこ車内はすいたのではないかと思います。

しかし問題はこの先だったんですね。

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6107Fが発車すると・・・。(アナウンサーも女性を乗せているみたいですね)

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なんだこの環状線Sudirman方面への乗り換え客の数・・・。ちょうどほぼ同じくしてBekasiからのKota行きも入ってきていましたので、その分も加わりつつあるのですが、それにしてもIbuやPerempuanの姿が目立ちますね。

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後続のEkonomi817レが到着。やっぱり屋根上です(先行EkonomiはDepok始発でしたし)。この列車からSudirman方面へ乗り継ぐという流れは何のメリットも無いので、ほぼありません。しかし5番のりば側は既に身動きが取れないも同然の状態です。

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で、そんな中に切り込んできたのが8604F;;。運用復帰早々お疲れ様ってところですが、散々寝ていたのですから、働いてもらいましょうか。

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しかし、ね。KKWすらドアが閉められない状況・・・。

元々この434/444レは混雑する列車でしたし、時刻表を見ても明らかでしたが、結局一部のKKWすらドアが閉まらないまま発車。もっとも発車間際にLakiLakiがドアステップにしがみつくので、Wanitaが怖い思いをすることはないのですけど。上手くできてます。

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ダイヤが乱れてもいないのに、ここまで溢れるのは久しぶりに見ましたよ・・・。でも流石はSudirman方面行き、屋根上に登ろうなんて野郎は居ないんですね::

この次の447レもBogor発のCommuterLineのKota行きとしては30分近く穴が開いている列車で、いつも混雑しているのですが、これは意外や意外。

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先行の混雑なんて知ったこっちゃねぇ、と言わんばかりの顔でやってきた8607F。実は私はそそらくこの列車のKKWが異常に空くのではないかと考えていたのですが、そういうわけでもないみたいです。また普通車の爆発的混雑も発生していないようで、ドアが一箇所も開いていないのは予想外でしたね。当然何事もなく発車。

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これが通過するのを待って、Sudirman方面からFeederLineのTMG6126Fが到着。再びTnahAbangへ折り返す(これ、たぶん時刻表に載っていない)します。う~む、あと少しこれを戻して、女性専用列車からの乗換えを受けれるようにすればいいと思うのですが、なかなか難しいでしょうか。

とまぁ、こんな感じでウォッチングを終了しました。こんなことをずっとしていていたら、セキュリティに怪しまれますし。

結局のところ、女性専用便が全体にどう影響を及ぼしたのかはよくわかりません。所詮今日見ただけですし。あくまで参考程度にお考えください。しかし言えるのは、KLB5381はKotaでは無く、TanahAbangないし、Angke行きにした方がいいということではないでしょうか。そうすれば後続のJatinegra行きの混雑も少しは緩和するでしょうし、これが最も簡単な改善方法だとは思います。

思えば、以前のSudirman,Tanahabang行きの本数なんて微々たるもので、加えてラッシュに乗るには結構穴場的列車でした。それが一体どうしたことでしょう。環状線への直通強化でここまで利用者が爆発的に伸びるとは。その分、中央線方面に流れる量がやや減っているのも見て取れ、再び大きな改正が必要な時期にきているのではないでしょうか。

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