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2012年6月30日 (土)

Tangerang線全列車Commuter Line(冷房化)へ。

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JakartaKotaに入線する折り返しTangerang行きEkonomi “DjokoLelono1”

昨日、Tangerang線ダイヤをアップしたばかりですが、7月1日よりTangerang線の全列車の冷房化、つまりCommuterLine化、事実上の値上げが実施されます。正に寝耳に水といったところです。Ekonomiの全廃は数年前からささやかれていることですが、この車両不足の状況下でそんな流暢なことを言っている場合は無く、しぶとくEkonomiは残ってきましたが、ここにきてついにか、というところです。本数の少ない同線ですので、1運用のEkonomiをCommuterLineに置き換えるのは簡単なことで、全廃第一号となってしまったということでしょう・・・。

先日のピクトリアル誌にも出ていましたが、正直Ekonomi(K3)を廃止している場合ではないのです。それよりもまずは輸送力の確保であり、日本からの譲渡車両(K1)と自社発注のK3合わせて最大限の輸送力を維持せねばならないのです。実際、現場の意見は総じてそのようであり、これまでも譲渡車両の増備で一部のEkonomiはEkonomiAC(Cummuter Line)に置き換えられK3に余剰車が発生していますが、それによる廃車は1両も出ていません。それどころか続々と全検に入り、現在見られる白地に赤への塗装変更と一部リニューアルが実施されています。
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Tangerang駅で検測にやってきたJABOTABEKのドクターイエローことDjokoTingerと並ぶDjokoLelono1

専らTangerang線専用編成と化しているKL3-78120F通称“DjokoLelono1”も、その仲間であり、有効長の関係から基本的に6連までしか入れないTangerang線のEkonomiの輸送力向上策も兼ねて6連に組成して(Rheostatic含めK3車は基本編成が4両単位)再デビューを果たしています。

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DjokoTingerに推進されManggarai工場に入場するKL3-76118他

しかしながらそれを良しとしないのが、お役人さんたちや鉄道会社の上層部の人たちです。こういう人たちは面子を大事にしますから、Ekonomiのような車両がましてや一国の首都を走るというのはどうしても許せないようで、彼らの方針はEkonomiを即廃止せよとなるのです。103系や113系が譲渡されなかった(103系は16両だけいますが)のも、鋼鉄車は印象が悪いという単なるワガママとも噂されるくらい、上の方の人たちは見た目ばかりに固執しているようなのです。あくまでも私の見解ですが。ですから、このような中でのK3車の全検入場は現場のささやかな対抗ではないでしょうか。

今後もこれを気にEkonomiの廃止が一気に進んでいくでしょうから、運用に余裕の出来るK3車にはManggarai工場の技術力をもってピカピカに生まれ変わってもらい、いつの日かの逆襲劇に期待したいものです。

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Tangerang線のEkonomiは場末感というよりもローカルムード満点でなかなか良かったのですが・・・

そもそもJABOTABEK圏鉄道整備計画が始まった当初は、低所得者層への輸送手段の維持という内容もしっかりと明記されていたはずで、そう易々とEkonomiを廃止出来るはずがないのです。急行が廃止されてから、そこまででは無くなったものの、やはり種別毎に客層というのはわかれているのがわかります。ただでさえ、相次ぐEkonomiの廃止と冷房車の値上げ、そして一向に改善されない混雑具合に乗客の不満はたまりつつあり、このまま放っておくと、またそのうち大変なことになるのではないでしょうか。

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